プレイモードの8月シーズンが始まりました。気分新たにラダーに挑むあなたの前に立ちふさがるのは、ハゲアンドハゲのハゲオンラインです。Warriorとのマッチアップにはもはや疲れきっていることでしょう。本日の記事でご紹介するのは、見飽きたズルむけハゲの軍団と相性が良いPaladinの構築です。
ここ最近ラダーでアグレッシブな性質に見えるPaladinと対戦する機会はありませんでしたか。おそらく彼らが使用しているのは、聖なる盾/Divine Shieldか秘策/Secretに特化した構成、またはそのハイブリッドで構築されたPaladinのはずです。
旧環境で猛威を奮っていたSecret Paladinはご承知の通り、スタンダードフォーマットの導入によって《仇討 / Avenge》・《シールド・ミニロボ / Shielded Minibot》・《兵役招集 / Muster for Battle》などの重要な材料を失い凋落していきました。
新環境は旧神デッキやShaman、Warriorの新世代デッキに席巻されましたが、その陰でSecret Paladinの可能性を試し続けてきたプレイヤーが一部存在します。5月シーズンにNA/EU両方でレジェンド10位台へと乗り上げたプレイヤーJambreのSecret Paladinが注目されたのも記憶に新しいところでしょう。
参照リンク:
[Top 10 Legend NA/EU] Standard Secret paladin [Hearthpwn]
vS Data Reaper Report #11の報告によると、7月末期のラダーはWarriorが30%にも達するほどに大勢のプレイヤーから支持されていました。こうした状況の下で、旧神デッキとShaman・Warrior・Warlockの主要ヒーロー達が主導してきたメタゲームの死角から隙間を突いているのが、現在プレイされているテンポ重視のPaladinデッキです。
突撃 + 秘策
参照リンク:
Charging Shields Secret Paladin [Hearthpwn]
7月末にJambreが使用していたリストは《ダークシャイアの管理官 / Steward of Darkshire》や《アルダーの平和の番人 / Aldor Peacekeeper》が抜かれ、突撃/Chargeや隠れ身/Stealthを持つミニオンと入れ替えるなどユニークなカード選択が特徴的です。
能動的に盤面を確保する手段が増えたので旧Secret Paladin同様にミニオンの脅威を雪だるま式に育てていくこと、そしてゲーム中盤以降のバーストダメージが強みの構成となりました。
聖なる盾特化構成 (秘策無し)
参照リンク:
Legend-DivineWrathPally(Updated) [Hearthpwn]
こちらは秘策/Secret抜きの構築です。低コストなミニオンによるボードフラッドに聖なる盾/Divine Shieldを加えて相手に処理を押し付ける展開が驚異的であり、突撃/Chargeが無いもののかなりアグレッシブに性質な特徴的。とりわけDragon Tempo Warriorを苦しめるのに適しているようです。
Token + 聖なる盾 + 秘策
各要素をバランス良く採用した構成も人気を集めています。どのタイプであれ序盤の盤面を抑えられてもカードコンボによって取り返す余地はありますが、望ましい展開へ繋ぐにはやはり序盤のミニオンドロップを重視すべきでしょう。