【ONiK】 ワン・ナイト・イン・カラザン開発者インタビュー



Blizzard ANZ(オーストラリア/ニュージーランド)の公式ツイッターで行われたFAQとPC GAMERに掲載されたインタビューから抜粋。


Ben Brode Q&A


Source : Blizzard ANZ Twitter


Q. 新しい拡張版のテーマはどのように決められるのか

A. 拡張版を計画する際に開発チームはアイデアをホワイトボードに書き出し、メンバー達はそれぞれお気に入りのものをピックアップして候補を絞り込んでいく。

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Q. それぞれのクラスについてコメントする開発者ブログを書いてみるのはどうか

A. 面白いアイデアだと思う

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Q. 最もお気に入りのカードバック(裏面デザイン)は?

A. これまで一番好きなカードバックはStarcraft2の「Legacy of the Void」購入特典のものだったが、今はディスコのカードバックが最もお気に入り。

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Q. クラシックカードセットは今後もずっとスタンダードフォーマットに残り続けるのか?

A. ベーシックとクラシックの基本セットは不変のものであり、スタンダードフォーマットの一部であり続ける。このことは環境を変化させ続けるというスタンダードの考え方を妨げるリスクもあるだろうと思う。いまはまだスタンダードを導入した最初の年であり、将来的に必要があればより多くのカードを基本セットから取り除いたり、nerfする調整を行うかもしれない。

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Q. 公開APIの開発は進めてる?

A. Hearthstone APIの機能についてはまだ詳細な計画はないが、API公開は素晴らしいものになるだろうと思う。

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Q. 《エネミーリーパー4000 / Foe Reaper 4000》みたいなアビリティ効果はまたいつか実装されるか

A. ミニオン同士の戦闘に関わるカードテキストはプレイヤーの計算と攻撃目標の選択に影響を及ぼし、わたしはそうした効果が大好きだ。将来的に《エネミーリーパー4000 / Foe Reaper 4000》と似たようなミニオンが出るかもしれないし、それとはまた異なる方法でミニオン同士の戦闘を面白くする新しい機能を模索している。

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Q. Paladinの”ヒーリング”能力はPriestを上回っていないだろうか

A. ヒーリングマスターのポジションはもちろんPriestにあるべきだと考えている。Priestはヒーローパワーをはじめとして数多くのヒーリング効果を起こす手段を持ち、そのヒーリング効果とシナジーを併せ持つことが特色。

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Q. 《大怪盗ラファーム / Arch-Thief Rafaam》はカラザンと関係あるのか?

A. (コンテンツの内容と直接関係するものではなく)過去いくつかのシネマティックトレーラーではそれ以前のシネマティックトレーラーに由来するものを登場させるようにしている。OldGodsのトレーラーでは《エリーズ・スターシーカー / Elise Starseeker》の姿を見つけることができるだろう。そして今回の場合、《大怪盗ラファーム / Arch-Thief Rafaam》が本を盗もうとしている。そして将来の拡張版では、頂点たる考古学者の彼が同じく他のシネマティックでも盗みを働いている姿を見れるかもしれない。

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Q. 《炎の大地のポータル / Firelands Portal》がコモンでだいじょうぶ?

A. 以前から闘技場で強力なMageに《炎の大地のポータル / Firelands Portal》がコモンとして追加されることへの反応を数多く目にしている。実際のところ、ここを掘り下げると闘技場のゲームバランスにおける大きな問題に行き着くだろう。バランス調整にはたしかに苦労しており、私達はその解決方法はRogueやMageに強力なコモンカードを与えなかったり、またはPriestやWarriorにそれらを加えることではないと考えている。いずれにせよ難しい問題に違いないが、バランス調整のためにカードデザインを制約することが理にかなっているとは思わない。

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Q. Priestがこの先生きのこるには

A. ONiKがリリースされると環境は変化しメタゲームに大きな影響を与えるので、Priestが新しいメタゲームにおいてどんな立場に置かれるかを語ることは難しい。それでも新カードのいくつかはPriestにインパクトをもたらすだろう。既に公開した《ブック・ワーム / Book Wyrm》はDragon Priestに適したツールになるだろうし、もちろんPriest自身のカードももうすぐ発表される。しかしいずれにせよPriestの将来は、新しいアドベンチャーがメタゲームをかき回した結果次第だろう。

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Q. カラザンのアドベンチャーで《メディヴ / Medivh》のヒーロースキンは使える?

A. もちろんミッションの攻略にヒーロースキンは使用できる。時間軸の整合上では奇妙なことかもしれないが、《メディヴ / Medivh》を使用すれば何か驚くようなことがあるかもしれないよ。

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Q. なぜカラザンでパーティーというテーマになったのか

A. カラザンはWoWプレイヤー達のたいへん思い出深いレイドのひとつであり、実はアドベンチャーモード第一弾の時点からカラザンのアイデアは検討されていた。そして4月の拡張版では旧神のささやきをリリースしたばかりであり、続けざまにおどろおどろしい雰囲気のコンテンツでいいのかを考えた。原作とはまた少し違った愉快なフレーバーがハースストーンらしさであると思っており、《メディヴ / Medivh》がカラザンでパーティーを開くというアイデアは開発チームのツボに入った。

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Mike Donais Interview


Mike Donais on One Night in Karazhan, whether Priest really has a problem, and if Fiery War Axe is the best card in Hearthstone [PC GAMER]

Q. どのカードセットにも《レノ・ジャクソン / Reno Jackson》のように派手な効果で際立つカードが存在する。今回は《バーンズ / Barnes》がそれにあたるか。または他にも隠し玉があるか

A. 《バーンズ / Barnes》は若干そうした性質のカードに近く、様々な異なるデッキでこのカードを使えることを理解しはじめたら大いに興奮させられるだろう。《キュレーター / Curator》も同様で、このカードをより面白くさせるまだ見たことのないようなカードがまだ幾つかあるかもしれない。ただし、わたし(Mike Donais)の最もお気に入りのレジェンドミニオンはまだ公開されていないし、きっとみんなも気に入ってくれるだろう。そのカードはわたしならPriestかMageのデッキで使う。


Q. 《バーンズ / Barnes》や《キュレーター / Curator》のようなカードを設計するとき、以前の自分のデザインを上回るようにとプレッシャーを感じたりはするか

A. 新しいカードセットにはプレイヤーを興奮させるようなレジェンドカードがあるべきだと思うし、常にカードデザインが向上し続けられるかどうかは判らない。


Q. Competitivehs subredditのユーザー達は《マルシェザール公爵 / Prince Malchezaar》を低く見積もっており、このカードは新規プレイヤー向けのものだと評価している

A. 所持していないレジェンドカードを体験できる点において、指摘の通りコレクションに乏しい新規プレイヤーに適したカードかもしれない。そして同時に、《マルシェザール公爵 / Prince Malchezaar》はFatigueまで至るデッキで使われる機会があるだろう。


Q. 断末魔/Deathrattleについて。《頽廃させしものン=ゾス / N'Zoth, the Corruptor》の存在がカードデザインを制限することを懸念していないか

A. 《頽廃させしものン=ゾス / N'Zoth, the Corruptor》は何百万回ものプレイテストとデータの段階で極めてパワフルであることが判明していたので、わたし達は同一のセットに強力な断末魔/Deathrattleミニオンを複数存在させないように決めた。旧神で作った《蝕まれしトーレン / Infested Tauren》はかなり弱いミニオンだがそれでも幾つかのデッキでプレイされている。断末魔/Deathrattleの実装はより慎重でなくてはならないし、各カードセットの実装毎にメタゲームがどう進化していくか注視している。



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