第一土曜日4月4日からスタート!参加プレイヤーはChallongeへのサインアップをお忘れなく
先日当ブログでもお知らせしておりますが、現行日本語WikiであるHearthstone Maniac主催の国内オンライントーナメント、『Wikiリーグ』の情報が更新されています。わたしも運営側に対して質問やツッコミを投げるだけ投げての投げっぱなしジャーマンでしたので、初回アナウンスの後に新たに追加された項目を幾つかチェックしておきましょう。
・参照リンク
国内Wikiリーグ発足 [dojo]
Infinite Mana Inn > Wikiリーグ詳細 [Hearthstone Maniac]
大会までにしておくこと [Hearthstone Maniac]
(本戦決勝) Infinite Mana運営配信チャンネル [Twitch]
大会ページ・トーナメントブラケット [Challonge]
詳しいルールへの追記
◆ 参加登録と辞退について
毎月参加募集を行う旨、明記されています。おさらいしておきますが、このWikiリーグは1年間におよぶロングランイベントですが、一ヶ月毎に区切ったトーナメントを11回連続で行ってゆき最終的な王者決定戦を2016年4月に開催するというものです。王座リーグ抜きにして考えれば、出れる時は出てみようかなという気軽に参加可能な毎月行われるトーナメントだと考えるとよいでしょう。
なお辞退についても追記されております。予選を勝ち上がったものの自身の都合により次の土曜日の試合に参加できないというのはままあることかもしれません。本戦決勝まで勝ち上がったプレイヤーの場合は、辞退の申請を事前に行うことで勝利ポイントと招待リーグ参加権を獲得できます。
◆ 配信に関する規定
Wikiリーグの参加者は自身の行う試合についてはストリーミングサイト等において配信・または録画可とのこと。配信方法やWikiページへの掲載方法については後日ガイドが追加されるようです。
・参照リンク
Wikiリーグ wiki [Hearthstone Maniac]
また、「著作権について」の項目において、Wikiリーグトーナメントの試合における映像に関する規定も追記されています。著作権というと何とも身構えてしまうかもしれませんが、要するにWikiリーグトーナメントへ出場する上での免責事項であると捉えると良いでしょう。
上述したようにWikiリーグの参加者は自身の試合については配信・録画フリーという点、そして裏っ返せば、参加者は対戦相手がその試合を配信・録画することをトーナメントに参加するにあたっては了承する必要があることになります。
これに加えて、その映像の取り扱いに関する規定を様々に予見されるトラブルの防止のために参加者は了承してください、ということを含んでいるのでしょう。Youtubeやニコニコ動画などの動画配信サイトを頻繁に利用している方でしたら、映像の転載など数多くのトラブルが潜んでいることをよくご存知かと思います。
もっと細かいルールへの追記
【回線の切断】と【不正の発覚】は滞り無くゲームを進行する上で非常に重要な内容となっています。参加する上では一字一句確認しておく必要がありますが、最も有効なトラブル回避の方法はスクリーンショットを撮影することです。これは海外のオンライントーナメント等でも同様のことなので、試合終了時点でPrintscreenボタンをカチャッターン!する癖を付けても良いぐらいのことです。
そしてもう一点。トーナメントブラケット消化のためにプレイヤーは各自Challonge.comにユーザー登録しておく必要があります。これについては大会ページにて詳しく解説されているので参考にしておきましょう。
・参照リンク
「大会までにしておくこと」 [Hearthstone Maniac]
今シーズンの要チェックプレイヤー
Wikiリーグの大会ページには今回参戦予定のプレイヤーの名前が続々と掲載されています。招待プレイヤーや一般参加プレイヤーの中には国内外のトーナメントでもよく見かける名前が幾つか載っていますね。わたしは正直なところ国内プレイヤーに関する事情に疎いのですが、目についた注目のプレイヤーをチェックしておきたいと思います。
まずは招待選手から。
海外のオンライントーナメントで複数回の優勝経験を持つkoroneko選手(@koronekoHS)が招待選手リーグ出場となっています。本日3月24日に決定したばかりのことですがESL Challengers Finalにおいてベスト4に残り、ESL Hearthstone Legendary Seriesへの出場権を獲得しています。メジャートーナメントへの登竜門ともいえるこのLegendary Seriesへの出場というのはなまなかのことで手に入るチケットではありません。
そしてルネ選手(@re_ne_kuroi )。カードゲームとボードゲームとふたつの要素がミックスされたような興味深いゲーム、ドミニオンの第一回世界選手権で優勝という経歴を持っています。高いゲームセンスを生かし様々なタイトルに挑戦していますが、Hearthstoneにおいては昨年e-sports squareで行われた日中代表戦のメンバーにも選ばれています。大手ゲームメディア4gamerの外部ライターとしてHearthstoneの連載記事を書いてることでご存知の方も多いでしょう。
Hearthstoneで勝ち抜くためにいますぐあなたが学ぶべきこと [4gamer]
招待選手からもう一人。Civila選手(@civila123)をわたしが初めて知ったのは昨年4月?か5月頃。[Archon] Amazの配信でのことです。Amaz本人が「まーたCivilaかよしんどいわこのドルイド使い」と喋ってたのが記憶に残っていたところ、後々日本人のプレイヤーであることを知りたいへん驚かされました。そして昨年3月11日の正式サービス開始時に追加されたばかりだというのに、6月か7月頃にはDruidが早くもGolden Heroになってて二度驚きました。たいへんなやり込みプレイヤーです。そして昨年開催されたGAMERS LEAGUEのプレイオフ優勝という成績も残しています。nemukeさんがインタビュー記事を残しているのでチェックしておきましょう。
「WCS予選に勝ってアメリカで戦いたい」GAMERS LEAGUE 2014 Season1 プレイオフ優勝 civila選手インタビュー [Nemukejp]
他にも挙げたいプレイヤーが何人も居るのでキリがありませんね。
最後に一般参加枠から一人、breek選手(@breektyche )。
同じBlizzard社のRTSタイトル、Starcraft2をプレイした経験のある方なら一度ならず目にする機会があった名前でしょう。2年ほど前にドイツのゲーミングチーム「Type Gaming」に所属していた日本を代表するプレイヤーです。
チームメイトの日本人は日本最強の呼び声高いプレイヤーPSiArc、Age of Empires3とWarcraft3で世界大会出場経験を持つHearthstoneでもお馴染みのnemukeさん、そしてCS1.6で伝説を残したチーム4dNの元メンバーであり、Warcraft3でも世界大会へと出場したENZAという当時のドリームチームとも言える顔ぶれでした。
ハイレベルなプレイヤー達に囲まれていたその中にあっても、海外のプロプレイヤーIdraを打ち負かしたり一日にラダーを50回も回したり(苦行)と一際尖っていたのが最も若いbreek選手でした。モチベーションさえあればHearthstoneにおいても頭角を表してくるだろうと注目しています。
北米のスタクラ界で(色んな意味で)一二を争う人気を誇ったプロプレイヤー、Idraさん