日本時間 15年1月1日16時前後がリミット
➥ [昨シーズンのCard Back] Season end reminder : November 2014
Card Backs Gallery [Hearthpwn]
2014年の軌跡
2013年8月15日に北米でクローズドβが開始されたBlizzard Entertainment社のカードゲーム、Hearthstone: Heroes of Warcraftは勢いが衰えることなく普及し続けています。
Activision Blizzardの2013年第4半期業績報告において既に、名物CEOのBobby Kotick氏はHearthstoneがWoW ・Diablo ・Starcraftに続く"fourth mega-franchise"に成長するであろうと公言していました。当時どれほどの人々がこの言葉を真に受けていたことでしょうか。
➥ 第四のメガフランチャイズへ [dojo]
WarCraft世界からのスピンオフ作品であり、小規模なチーム体制で作るカジュアルなカードゲームという印象によって低く値踏みされていたことは否めません。振り返ると今年2014年はその前評判を覆し、想像だにしていなかったほど広く世界中にファンを獲得していく平坦ならぬ道のりでした。
この一年の重大ニュースをさらっと追いかけてみましょう。
オープンβ (1月21日)
Hearthstone™ Open Beta is Here! [Battle.net]
正式サービス (3月11日)
Welcome to the Hearthstone Launch! [Battle.net]
iPad版 (4月16日)
Hearthstone™ Now Available on iPad®! [Battle.net]
Solo Adventures mode 「Curse of Naxxramas」 (7月22日)
Curse of Naxxramas™ Now Live . . . Er, Undead! [Battle.net]
BlizzCon World Championships (11月8日)
Congratulations to the Hearthstone World Championship Winner! [Battle.net]
エクスパンション「Goblins vs Gnomes」 (12月8日)
Get in Gear with Goblins vs Gnomes - Now Available! [Battle.net]
Android Tablet版 (12月15日)
Hearthstone Now Available on Android™ Tablets! [Battle.net]
Play mode参加報酬 Card Back
獲得条件:シーズン終了時点までにRank20 [ Shieldbearer ]に到達
今月のPlay modeラダー、Season Decemberも間もなく終わりを迎えます。ラダー参加報酬の獲得期限は日本時間1月1日16時00分、獲得条件はランク20に到達するだけです。ランク20までは対戦に負けてもStarを失わないので、今月からHearthstoneを始めたという人も月末までの目標として挑戦してみてはいかがでしょうか。
ちなみに前回シーズンのBonus Starsによってランク20以上から始まっている人も、最低1ゲームはラダーをプレイしないとCard backは獲得できないことに要注意。
➥ [Battle.net] Hearthstone™ December 2014 Ranked Play Season – Go Big or Go Gnome - Ending Soon!
Card back [ Gnome ]
12月シーズンのカードバックテーマは技術開発と機械工学に無類の情熱を注ぐ小人種族、「Gnome」です。Second Warから同盟に参加した彼らの設計した武器は、Burning Legionとの戦いにおいてAlliance同盟に数多くの戦果をもたらしました。
しかしThe Third War、Azeroth世界の生きとし生けるもの全てに災厄をもたらすScourgeの侵攻の際には、Gnome種族はAllianceへの支援を一切拒み彼らの首都Gnomereganを出ることはありませんでした。不可解な拒絶の理由をAllianceの他種族が知ることとなったのはThird Warが集結を見た後のことです。
大陸の地下深くにはAzerothに原生する精霊や古代の神々、そして世界を創造したTitanの遺物が眠り続けています。近年Dwarf種族によってTitanの建造した宝物庫Uldamanが発掘されたことをきっかけに、邪悪な種族Troggが眠りから覚め地下世界より這い出てきました。Gnome達の機械都市Gnomereganはその当時Trogg族による侵略に晒されていたのです。
伝統的に王を戴かず、能力主義によって指導者を選出することを好むGnome種族を率いる者はHigh Tinkerと呼ばれ、当代のGelbin MekkatorqueはTrogg族を抑えこむために種族の全てをもってこの脅威に立ち向かっていました。獰猛なTrogg達がGnomereganの表層に溢れ出るようになった頃、彼は苦渋の決断を下します。参謀を務めていたMekgineer Thermapluggの提案した作戦、放射線爆弾を用いてTroggを食い止めるという最後の手段に賭けたのです。
Troggの進軍は鈍りこの作戦は功を奏したかに見えました。しかし、有毒な放射能の害はそこに暮らすGnome種族達にも及び始めたのです。数多くのGnome達が倒れ、生き残った者達も肉体と精神を病み、Leper Gnomeへと変貌していきました。悲劇は重なり、一端は地下に帰ったかに見えたTroggの侵攻が再開するとほどなくしてGnomereganは陥落したのです。
故郷を追われた彼らを友好種族Dwarf達は受け入れ、Dun Morogh地方と首都IronforgeはGnomeの第二の故郷となりました。
そこには破滅的な作戦の立案者Mekgineer Thermapluggの姿は無く、Gelbin Mekkatorqueは野心に駆られた元側近がGnomereganの新たな王に収まったことを知らされます。機械都市Gnomereganは放射能汚染から生き延びたTrogg、理性を失ったLeper Gnome、そして管理する者の不在により暴走したロボットが徘徊する魔窟へと変貌していたのです。
The Fall of Gnomeregan [SFM]