GvGエクスパンションのカードパックを100個ほど開封してみました。さてどのくらい新カードは揃ったのでしょうか
追記:
Hearthstone Cardlist Googleスプレッドシート [Google Drive]
Hearthstone Goblins vs Gnomes 100パック開封動画
拡張版「Goblins vs Gnomes」リリースが丁度良い機会なので動画の撮影や編集について勉強を始めました。そのうち配信にも挑戦してみようと企んでおりますが、何分ここ数ヶ月仕事に追われておりいつごろ時間がとれるかは不明です。まぁぼちぼちやっていきましょう。
というわけで今回はGvGの専用カードパック100個の開封動画を撮影してみました。動画を撮影したのは一週間前ですがエンコードやらアップロードやら手こずりこんなに遅くなってしまうという。声も聞き取りづらくて申しわけ。オーバーなくらいにハキハキ喋ったほうがいいんですね。
ついでなので出てきたカードの内訳を記録しております。下記のリストはLegendaryのみ1枚、Epic以下は2枚ずつとして100パック分の開封によりどの程度の割合でカードが揃ったのという集計です。
Commonカードは全種類2枚コンプリート、Rareも9割方揃ってますね。被ったカードをArcane dustに還元すれば欲しいレジェも1枚は作成できます。およそ100~150パックも開ければGvGカードを用いるデッキもあらかた組めるんじゃないでしょうか。
LegendaryやEpicのレアリティは強烈な効果を備えたものが多いのですが、CommonやRareに比べてその用途が非常にシチュエーショナルであり必須なものではありません。
リアルマネーペイでさっさとカードを揃えてしまうのも手ですが、焦らずArenaで遊びつつ少しずつカードを揃えていったり、自分なりに足りないカードを差し替えるなどの工夫してみるのを個人的にはオススメします。このゲームにはどんなデッキにも差し込まれる最強の最高レアカードなんてもんはありません。
新カードのDr. BoomはちょっとOPかもしれませんが・・・
そうそう、新規の方がClassicのカードパックとGvGのどちらを開けるべきか迷うかもしれないので簡単にアドバイス。
今回の拡張版「Goblins vs Gnomes」は既存のゲームバランスに新風を吹き込むべく、新たな種族属性Mechとカードシナジーの拡張をテーマとして追加されたものです。あくまでゲームの基礎的なバランスはClosed betaから1年をかけて洗練されたClassicのカードに依ります。
端的に挙げればDruidの専用ミニオンKeeper of the GroveとDruid of the Clawなど、ほぼ全てのDruidデッキに差し込まれるカードがClassicカードパックに入っています。デッキタイプを問わず採用率の高いカードであるのはそれだけの理由があるのです。
なお、Hearthstone開発チームも新規プレイヤーならばClassicのカードを優先して揃えていくことを推奨しています。
さて、ついでのついでということで。今回のエクスパンションで追加されたコレクションカードの簡単な統計もまとめておきます。ご参考までに。
上)マナコスト毎のカード枚数比率。マナカーブに沿ってカードが追加されたことが見て取れます
下)種族(Race)設定比率。新カード123枚中Mechミニオンは43体も居るわけですね
クラス毎の追加カード内訳。右下の円グラフは全123枚のカードタイプの比率です。
マナコスト毎のレアリティ比率。Legendaryは中盤戦以降に偏っています。
新規プレイヤーの方は高レアリティカードが低レアリティよりも強力であると思い込みがちですが、下記のグラフを一瞥して判る通りマナコストの高いカードというのは高レアリティに偏っています。コストが高いカードは低コストよりも1枚あたりのカードの質が高いのは当然のことです。重要なのはレアリティの高いカードを詰め込むことではなく、デッキの志向と整合性であることをお忘れなく。
たとえばWarriorコントロールというデッキは金満デッキ、または札束デッキとよく言われます。リアルマネー or ゴールドというコストのかかるデッキであることは事実ですが、Warriorコントロールの強さとはLegendaryカードの強さではありません。その本質は様々なWeapon、カードリソースを消費しないArmorと自身のヘルス、そしてチープな除去スペルによってバリューな交換を続け、ゲーム後半にミニオンの質で圧倒することにあります。
もっと端的に言えば、WarriorコントロールのようにLegendaryを詰め込むだけで強いのであるならば、他のクラスでもWarriorコントロールに相当するデッキがあっていいはずということです。