Androidユーザー待望のタブレット版が一部地域でリリース開始となりました
Official release
➥ Hearthstone Rolls Out on Android™ Tablets! [Battle.net]
本日オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの一部地域限定でHearthstone: Heroes of WarcraftのAndroidタブレット対応アプリケーションがリリースされました。Amazon Appstore及びGoogle Playにてダウンロード可能となっており、公式発表によると近日中に世界中の地域で公開されるとのことです。
今回の特典として限定アチーブメントが用意されており、AndoroidタブレットからゲームへログインすることでClassic版のカードパックをひとつ取得できます。
お手持ちのタブレットでHearthstoneが遊べるか確認したい方は下記リンクのスペック要件をご参照下さい。
➥ Hearthstone System Requirements [Battle.net]
さてさて、ようやく2013年のBlizzConで公約されていたAndroid版がリリースとなりましたので、残すところはモバイルフォンへの対応のみとなりますね。対応開始は来年となってしまいましたが、出先でもHearthstoneを気軽に遊べるようになる日を楽しみに指折り待つこととしましょう。
2015年の展開も気になるところですので、本日早朝に行われたHearthstone開発チームへのAMA(Ask Me Anything)の概要も駆け足でチェックしておきます。
参照リンク
Blizzard Hearthstone Developer AMA - Ben Brode, Yong Woo and Christina Sims! [reddit]
シニアゲームデザイナーのベン・ブロード氏らHearthstoneの関係者によるAMAセッションが日本時間12月16日午前7時~9時に開催 [Nemukejp]
Cards & Balance
GvGのカードに調整を施すのはあまりにも時期尚早。開発チームはバランスの変化を注視している (Zeriyah)
カードをデッキから引いた時に発動する効果をゲームに追加する試みのひとつとしてFlame Leviathanは考案された (Yong Woo)
GvG正式リリース前のSabotageの効果は6マナで「エネミーミニオン1体と対戦相手の手札・デッキに入っている対象ミニオンのコピーを破壊する」というものだった(Duplicate等へのカウンターとして) (Ben Brode)
Bane of Doomで召喚されるDemon種族にGvGのミニオンが含まれるように変更することを検討しているが、この能力は手札にカードを入れるものではなく直接ボードにミニオンを置くものであり変更には慎重を要する (Zeriyah)
Game Design
開発チームはデッキ構築にさまざまなアプローチの道筋を与えたい。また、各クラスそれぞれ異なる個性と赴きあふれるものとしていきたい。部族(種族)のテーマはこれに最適な手法である (Yong Woo)
開発チームの部署ごとに異なるエクスパンションに取り組んでおり、今回Goblins vs Gnomesが実装された一方で、デザインチームは先行し次回のコンテンツを考案している (Yong Woo)
今後カードが増え続けていくにあたって、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社がMagic: The Gatheringに導入したカードセットのローテーションのような対応をいずれ考える必要は出てくるだろう(新規プレイヤーの定着と競技シーンのために)。しかしそれは当分先の話であると開発チームは考えている (Yong Woo)
コンテンツをリリースしていく頻度については議論が続いている。Adventures modeやエクスパンション、またその他の何かしらと交えてリリースしていく幾つものオプションがあり、正しい戦略を選び取っていくことはチームにとって今現在最も大きな課題である (Ben Brode)
(spectator modeで対戦している二人のプレイヤーの手札を第三者の立場で同時に見られるように変更する予定はあるかとの問いに対して)対戦しているフレンド同士であれば同時にSpectate可能。また、その際に現在の視点で見ている相手側のプレイヤーの手札が上下逆さまに同時に見えるよう要望があることは把握している (Zeriyah)
新規プレイヤーが気軽に挑戦できるようにCasual modeの改善を考えている (Zeriyah)
Faerie Dragon等の「Can't be targeted by Spells or Hero Powers」というアビリティをキーワード能力のひとつとして"Untargetable"や"Ethereal"に置き換えることが議論されたが、その性質は少々複雑であるためひとまず見送られた (Ben Brode)
Android版ではGoogle Play クレジットでの支払いにも対応する (Yong Woo)
Bugs
secret効果発動による遅延はバグであり、今後のパッチで修正する予定 (Ben Brode)
(関連) If you play a secrets deck, add Nozdormu! [reddit]
Community Requests
デッキスロットを簡単に増やすことは出来るがUIとの兼ね合いが重要。パワーユーザーを満足させるためのアイデアは幾つか有り、何らかの魔法がそれを実現してくれるだろうと考えている (Ben Brode)
プレイヤーが集い競い合うTournament Modeについて導入を検討しているがアイデアはまだ初期段階 (Yong Woo)
デイリークエストの追加を検討している (Yong Woo)
リプレイ機能の実装については今のところ取り組んでいない (Yong Woo)
ゲーム内Goldの取得手段追加は今のところ考えていない (Ben Brode)
(ユーザーの提案している)カードコレクション画面でノーマルカードとゴールデンカードの表示を統合するUIはイカしたデザインだと思う (Ben Brode)
カードコレクションがどの程度達成されているかを示す表示といったものは、前々から実装したいと考えてきたものである (Ben Brode)
新たなクラスの追加には長所と短所があり、追加するとしてもしかるべき時があるだろう (Ben Brode)
2対2の複数対戦は興味深いアイデアだが実装の予定は無い (Yong Woo)
Arena modeにおいて自前のゴールデンヒーローとゴールデンカードを使用することが出来るようになるのは素敵なことだろう。時間を見つけて実現したいと考えている (Yong Woo)