Season Report - May 2014


Ranked Play Season #2 May 2014



このメタ記事シリーズはできればHearthstatsのSeason reportと合わせて更新したいのですが、最近発表が遅くなってるのでしょうがないですね。次回からは(なるべく)月の始めの日にします。

それじゃ、ラダー正式シーズン第二回となった5月のMetagameを振り返っていきましょう。


EDIT
6月7日にHearthstats 5月リポートが公開されました。

>> http://hearthstats.net/may


CARD SPOTLIGHT


Unleash the Hounds nerf !



前回に引き続きこのカードをとりあげることになるとは予想外でした。

ブログを書き始めてしばらくして気付いたんですが、私の予測はたいていハズれます。
これはつまり私の予測の逆をゆけば真なりということで、ある意味精度が高いわけでして、このブログを見に来てくださる方に気をつけていただきたいポイントです。


5月8日のパッチ5314において、Hunter専用スペルカードUnleash the Houndsのマナコストは2から3へ増加するnerf調整が行われました。

遡る3月中盤から4月を通じてメタゲームを支配したデッキ、Midrange Hunterを放置できないと判断するに至ったのでしょう。確かに賞金総額25.000$のDreamHack Bucharest上位8名の内、一人を除いてほぼ同じカードデッキを採用していたというのは異常事態だったかもしれません。

マナコストの増加といってもたったの1。しかしこのたった1マナがHunterのゲームメイクを大きく狂わせ、結果的に昨シーズン中盤でMetagameをでんぐり返すほどの影響を及ぼしました。
とりわけ息を吹き返したShamanの躍進には目を瞠るものがありましたね。



ドローエンジン


Gadgetzan Auctioneer

Miracle Rogueの大流行が影響してか、他のクラスでもカードのドローエンジンとして用いるデッキを見かける機会が見られました。

なんとかこいつの発音を身につけたいと思ってるんですがうまいこと言えません。

ガジェ ッ ツァン ウァー ↓ クショ ニィーア↑
みたいな?舌噛みますね。



スペルカードを使う度にカードを一枚ドローするというこの能力。
Miracle Rogue以外が用いる場合でも厄介なのは、コントロールスペルによってフィールドへ影響を及ぼしながらも手札の枚数が変わらないという脅威です。


ゲーム構造の基本としては、カードドローによるリソースを増やす行動はボードのイニシアティブ獲得とは両立し難い性質のものです。(たとえばAggroデッキにAcolyte of Painはデッキコンセプトにそぐわないので採用されない)
これがしかしGadgetzan Auctioneerを場に出すことで、あらゆるスペルがドローエンジンの燃料となり盤面へ影響を及ぼしつつもカードを補充する”カードサイクル”を実現します。

Miracle Rogueは勿論ですが、次のターンのマナコストを前借りする代わりに1ターン中の要求マナコスト対比で優れた除去能力を備える、ShamanのOverloadスペルともかなり相性は良いですね。



Metaカード


Tinkmaster Overspark

(Miracle RogueのConcealを想定して)
Gadgetzan Auctioneerを除去する可能性として、対象指定なしのランダム発動能力に変更されたこのミニオンが再び脚光を浴びるのではと密かに注目されていました。

Stealth状態であろうとも、対象指定型能力でなければ効果を及ぼすことが可能だからです。


Root Gaming契約プレイヤー、Amazの配信をチェックしている方なら、結果はご存知のことでしょう。
Miracle Rogueがトップメタに立とうとも、Tinkmaster Oversparkさっさとダストに変えたほうがいいとても扱いづらく流行するには至りませんでした。



以前も書いた覚えがありますが、Big Game HunterMind Control TechHarrison JonesThe Black Knightといったカードの採用率が現在のメタゲームを如実に反映しているといえるでしょう。
そして、昨シーズン序盤のAggroデッキラッシュにはBlood Knightが光り、Tauntミニオンを採用するデッキが増えるとThe Black Knightが突破口になるといった具合に、週替わり日替わりでMetaカードの採用を見直す必要があります。



あなたのMetagame

Metagameとは何ぞやというお話はこのState of the Metagameシリーズ第一回で長々と書きました。ありとあらゆる局面にMetagameが潜んでいることを見て取ることができます。

例えば日本初のオフライントーナメントとなった4月9日のe-sports Square GP決勝戦、憶えてますか?
優勝を争った二人は友人同士であったことが後のインタビューで語られていました。
➥ [Nemukejp] Hearthstone日本初オフライントーナメント!誰が初回優勝者になったのか?


第一戦目の試合開始時、Handlockを先発デッキに選択したbarusa選手は「マジかよッ?!」と悲痛な叫び声をあげました。
対するyottiy4選手のピックしたデッキは得意とするAggro Hunter。

これはお互い手の内を知っているフレンド同士の、オフライントーナメントの決勝戦BO3第一ラウンドで行うブラインドピックという超限定状況(の水面下で行われたと思われる)のMetagameです。


Metagameはどのようなシーンにも応用できる理論ではありますが、この記事を読んでいるあなたがHearthstoneのプレイヤーであり、ラダーを登って行こうと考えているなら、如何にしてあなたの勝率を高めるかという話に集約されるでしょう。

これを考える上でのアプローチの道筋は幾つかあります。


・ 強いデッキを使う?
シンプルな発想ですが、実は一番難しい。
カードゲームにおいて”強い”というのは、何をもってして”強い”と評するのでしょうか?

当たり前の話ですが、優劣の比較表現を用いる時点でその”強い”とされるものは別の何かと比べているものです。想定される別の何かと比べて、その”強い”とされるものはどこがどのように優れているのでしょうか?

対戦型カードゲームの世界には”デッキパワー”という用語があるそうです。MTGのWikiにはその定義が下記のように記述されています。
デッキパワー(Deck Power)は、そのデッキの持つ、メタや相性を無視した場合の単純な強さである。デッキパワーが高いということは、それだけそのデッキが強いことを意味する。
➥ [MTG Wiki] デッキパワー


言わんとするところはなんとなく想像できますが・・・・ぜんぜん意味が判らない。
別の何かとの噛み合わせを無視したシンプルな”強さ”とは何ぞや。う・・頭がっ・・・
頭痛いけどこういうの考えるのはちょっと楽しいですよね。

この解答の一つとして考えられるのは(これまたカードゲーム用語の横文字で困りもの)”グッドスタッフ”というカード・デッキ評価の視点があります。


MTG Wiki曰く、
グッドスタッフ(Good Stuff)とは、単体で非常に優秀なカードで構築されたデッキ、またはそのカード。 カードパワーが高いカードを掻き集めて作ったデッキはやっぱり強いだろう、という理論に従う。 そのため、各カードのシナジーを考慮するよりは、力で押しつぶすといった戦術を取ることが多い。
➥ [M;TG Wiki] グッドスタッフ

カードパワーとは?単体で非常に優秀なカードとは?他の何と比べてどのように優秀と評価するんでしょうか?
カードゲーム熟練者の方なら言わずと知れたことであっても、私のような初心者にとってはいちいち躓くものです。

おそらくはArena modeで評価の高いカード、Harvest GolemCairne BloodhoofAzure Drakeのような単体でアドバンテージ獲得を期待できるカードを指すものでしょうか。


こうした考えに基づきデッキを構築するのはMetagameの一手であるかもしれません。
➥ [Hearthpwn] The Perfect Curve Druid


しかし、大方のプレイヤーはカードデッキの流行に合わせて選択する手法を模索します。


”Meta”を読む
ラダーを登っていく考え方の基盤として最も主流なのは、情報収集を行いデッキの流行を知り対策を練り勝率を高める、というMeta対応です。


ここでも”強いデッキ”を使うという選択はあります。つまり、最も流行しているデッキはいわゆる”強い”デッキなので皆が使っている、自分も使おうという思考。
対して、流行しているデッキに対策を図りこれに対して優位をとることで、グロスの勝率を高めるというのも効果的な手法です。

主には上記2つがデッキ流行の変化、Metagameをサイクルさせる両輪となっています。
データとしてまだ心許ないですが、Hearthstatsの統計3シーズン分から読み取れるものがあるか見てみましょう。


➥ Heathstats January Report
➥ Heathstats March Report
➥ Heathstats April Report


3シーズン分の統計における各クラスの、該当クラスがプレイされた回数の順位の推移、各クラスのシーズン中における勝率順位の推移、そしてレシオの推移の3項目。
Classプレイ数 順位推移勝率 順位推移勝率推移
Druid1 → 3 → 32 → 2 → 251.97% → 51.54% → 51.01%
Hunter3 → 2 → 25 → 3 → 350.27% → 50.72% → 50.6%
Mage8 → 4 → 58 → 8 → 845.87% → 47.78% → 47.82%
Paladin4 → 7 → 94 → 6 → 750.8% → 49.12% → 48.24%
Priest9 → 8 → 89 → 9 → 944.86% → 43.67% → 43.99%
Rogue7 → 9 → 76 → 7 → 650.03% → 49.1% → 48.6%
Shaman6 → 6 → 61 → 4 → 452.23% → 50.36% → 50.33%
Warlock2 → 1 → 17 → 1 → 149.98% → 52.35% → 52.38%
Warrior5 → 5 → 43 → 5 → 551.06% → 50.09% → 49.94%


Midrangeスタイルの流行により、Druidというクラスの地力が再評価された昨年12月以降、プレイヤーからの人気1位の座は譲ったものの一定数を保ち続けています。
入れ替わるように、昨年末には既に流行の兆しを見せ始めていたWarlock Aggro、通称ZooとHandlockによりWarlockが頂点へと駆け上がりました。

そしてドンケツのPriestは最早どうしようもないというのが非情にも数字に表れています。


勿論のこと、統計の数字が当てはまらない規格外なプレイヤーは存在します。

Hero選択はプレイヤー個人の好みやカードコレクションに依存するところも大きいですが、ラダーを登ることを考えるのなら勝率の高いHeroとデッキを採用し、なぜそのデッキが勝てるのか学びプレイすることが効率的であるでしょう。

ただし、ランク帯ごとにプレイヤーの用いるデッキが異なるため、ひとつのデッキに固執してSeasonを通しプレイすることは難儀なものです。

どんなプレイヤーもランク向上を足止めされてしまう時があります。そこでなぜ勝率が落ちてしまっているかを分析し、自分の現在のランク帯に適したデッキやカードを使い分けるということは、スムーズにラダーを登っていく足がかりとなるものです。



3シーズン分の統計から出す平均値。
カードの変更(主にnerf)等の環境要因で大きく変動することもあり平均値を取るのは好ましくありませんが、一定の指標にはなるやもしれません。
Class平均プレイ数順位平均勝率順位平均勝率
Druid3152%
Hunter2351%
Mage5747%
Pladin7549%
Priest9844%
Rogue8649%
Shaman6251%
Warlock1251%
Warrior4450%




おまけでHearthstats登録プレイヤーの人数
初期のころは一日平均9ゲームというやり込みプレイヤーばかりが利用していましたが、段々とカジュアルプレイヤーにも浸透していることが伺えます。
登録プレイヤー192783544762953
総ゲーム数176320249650430884
平均プレイ数9.176.8

➥ http://hearthstats.net/





Token Druid

HearthstoneにおいてTokenとは、フィールドにその場限りで召喚されるMinionのことです。
PaladinのHero Powerで呼び出すSilver Hand RecruitDefias RingleaderのCombo発動アビリティにより隣に並ぶDefias Banditなどがこれに該当します。

ざっくり言えばコレクション出来ないMinionカードということですね。


(ง ͠° ͟ʖ ͡°)ง This is our town, SCRUB! (ง ͠° ͟ʖ ͡°)ง (ง •̀_•́)ง Yeah, beat it! (ง •̀_•́)ง



脱線する余談
このTokenもHearthstone公式の用語ではなく、M;TGや他カードゲームに由来します。
物理カードゲームにおいてカードの能力により盤面に生成される存在(M;TG用語でパーマネント)をTokenと呼び表しているため、Hearthstoneプレイヤー達もこれに習いコレクション不可の一時的なMinionカードをTokenと呼びます。


ただここで、ひとつ面白い違いがあります。

例えばM;TGでは生成されたTokenが存在することを示すために、ペンやヘアピン、サイコロなどの物品を机に置いてカードの代用とするそうです。
そしてこのTokenがバウンス効果を(持ち主の手札に跳ね返す)を受けた場合は消滅します。ペンやサイコロはカードじゃないので手札に戻しようもありませんよね。

しかしHearthstoneではTokenもカード化されるので、手札に戻されても消滅しません。
デジタルカードゲームならではの特徴でしょうかね。



Druid of the ClawのChoose oneキーワード発動により生成されるDruid of the Clawは同じ名前であるけれど別のカード。
たとえばDruid of the ClawがバウンスされたらDruid of the ClawではなくDruid of the Clawが手札に戻ります(ややこしい)。
脱線ここまで



Token minionそのものはオマケ程度の性能であることがほとんどですが、buff効果の対象として、または相手のMinionと相殺やTrap処理、Divine剥がし等々、フィールドの動かせるオブジェクトとして存在するだけでその使い道は幅広く便利な存在です。


こうした性質のTokenをSpellと組み合わせ、Druidというクラスの性格としては比較的アグレッシブにプレッシャーを仕掛けていくのがToken Druidです。
昨シーズン中盤まで一時人気に陰りが見えましたが、Unleash the Houndsのnerfを遠因としてふたたびDruidの選択肢として浮上しました。

➥ [Liquidhearth] Deck Guide Token Druid


Hearthstone: Trump Spotlight - Watcha' Teaching? (Druid Constructed)





Ramp DruidのMeta対策カードとバランス




➥ [Hearthpwn] Managrind Friday Night Swiss NA 21 - Koroneko
➥ [Hearthpwn] Easy Legend
➥ [Hearthpwn] Rushino's Demolisher Druid


「Meta対策カード」だなんて勝手なカテゴライズが適当か判りませんが、カードの特徴を捉える方便としてここでは用います。

現在スタンダードのRamp DruidはAcidic Swamp OozeBig Game HunterThe Black Knightなど、対戦相手の特定行動に差し込むと大きなアドバンテージを獲得できるカードをデッキに採用するケースが多く見られます。
Heroやカードデッキの流行を読み取り、その対策として採用するカードを入れ替えるためMeta対策のカードというわけです。この観点においてはSen'jin ShieldmastaHealing TouchもMeta対策カードとなります。


しかしDruidにはKeeper of the GroveDruid of the Clawなど2枚採用が鉄板のカードも多いため、Meta対策カードをデッキに入れる枠の確保とデッキの志向とのバランスは常に悩ましいものです。


1枚差しと2枚差し

たとえば、
Savage Roar / Force of Nature / Mark of the Wild / Starfall

かつての主流は序盤のポジション争いから中盤以降に至るまで一分の隙も無いStrifeCroのMidrangeスタイルでした。そしてRamp Druid , Token Druidへと定番が移りゆく中で、上記Spellカードを差し込むデッキが数多く見られます。

2枚デッキに積込めば当然、必要な時に手札にある可能性は高まります。
しかし必須とまでは言えないカードならば、この枚数を削りMeta対策カードの枠を確保することが出来ます。

理想のゲームメイクを目指すか、受け身ではあるものの決まれば大きなアドバンテージを得るMeta対策を考えるか。
Druidはこの先も毎日デッキとにらめっこが続くでしょう。


昨シーズン中盤はHandlockに苦しめられたDruidですが、Metaの変化に合わせて柔軟に適応することが出来るならば、今後もトーナメントとラダーどちらもメインデッキの有力候補となります。


Deck Spotlight
➥ [Hearthstone Players] Guide: Updated Legend Watcher Druid (DKMR)
➥ [Hearth2p] Malygos Druid Deck - The Power of Dragons
➥ [Hearthpwn] 88% -Win Rate- LEGENDARY Ranked Climber
➥ [reddit] Hit Legend With Token Druid, Tweaked To Beat Warlocks!!






昨シーズンはMidrange Hunterを中心に環境が回るはずでした。
あれほどにぎわったサファリパークは閉鎖され、シンバの雄叫びは寂寥たる夕暮れに響く哀歌のようです。

カードたった1枚、そしてたったの1マナの変化でありながら、Metagameを激変させるほどの影響を及ぼすことまで見通していた人はそう多くありません。
昨シーズンにMidrange Hunterを大流行させたトッププレイヤー達は早々に新たな環境に適応し、デッキマネージャーから削除してしまいました。ラダーにおいてもMidrangeスタイルはレッドリストに指定され絶滅を危惧されているのが現状です。


しかし、Midrange Hunterというアーキタイプがもたらした鮮烈な印象は多くのプレイヤーの心に在りし日の姿を留めています。
いつの日かふたたび野生が牙を剥く日が来るかもしれません。



さらば心の友よ

オーガとオークの混血氏族モクナサール(Mok'Nathal)の英雄、Rexxar

常にオオカミマスクをかぶり素顔を隠す人見知りの彼の傍らには、忠実なしもべであり心を通わす友のAnimal Companionが寄り添っています。
(だからといって動物しか友達が居ないわけではないらしく、Pandarenとも親交がある。WoW世界においてパンダはBeastの範疇に含まれない)




Animal CompanionというHunter専用のSpellは3種の特定Minion、HufferLeokkMishaからランダムで1体を召喚します。
RNGのデメリットと引き換えにどのMinionもマナコスト比でたいへん優秀。Hunterクラスのデッキにはアーキタイプを問わず当たり前のように採用されてきたSpellでした。


しかし昨シーズンのHunter AggroにはこのAnimal Companionをデッキから外す試みが成功を収め、新たなスタンダードとなりつつあります。

1マナを1ダメージへと変換し7ターン目に相手の息の根を止めるHunter Aggroの通り名、「Turn7 Hunter」(1+2+3+4+5+6+7 = 28damage)の設計に沿うアタリMinionはHufferだけというのがその理由です。
さらに言えば、3ターン目にEaglehorn Bow、続くターンでSecret + Steady Shotというのが最もマナコストの増加に沿った合理的なプレイとなります。

多くのプレイヤーが使い込み研ぎ澄まされたデッキであっても、まだまだ改良の余地が残されているという興味深い事例でした。


Deck Spotlight
➥ [Hearthpwn] Darklumiya's Season 2 Legend Aggro
➥ [Hearthpwn] Very Competitive NEW Meta Control
➥ [Liquidhearth] Trap Hunter in a 3-Mana Unleash Meta
➥ [Hearthstone Players] Unleash the Hounds – Effect on Hunter Rush




余談ですが、彼と常に行動を共にするMishaの名付け親はRexxar自身だそうな。
Mishaとはロシア語でМихаил(ミハイル)の略称。

「小熊のミーシャ」は1980年夏のモスクワオリンピック公式マスコットキャラクター、目がイっちゃってると話題を呼んだ今年のソチ五輪ホッキョクグマもミーシャです。
ミーシャというのはロシアでは熊の定番ニックネームみたいなもんなんですね。







Ice Lanceと雪の女王

テストシーズン初期(昨年12月)にMetagameを凍りつかせた女王が還って来ました。

ちょっとだけ昔話をしましょう。
2013年のBlizzCon会場で行われたオフィシャルトーナメント「Innkeeper's Invitational」の当時、Play modeを掌握していたのはPriest・Paladin・Mageの3クラスでした。

勝ちたければPriestを使うべし、と誰もが口を揃えるPriestの黄金時代だった過去のお話。
Anduin Wrynnの放つ王者の煌きの陰に控えていたMageでしたが、幾つかの要因によりBlizzConのわずかひと月後Metagameを支配する女王へと昇格しました。

ひとつはMind Controlのnerf、もう一つはFreeze効果を用いて敵を翻弄するスタイルが定着したことによります。


Mageが栄華を誇ったこの当時、実に様々なスタイルが開発されています。

Nerf実施前のPyroblastがまだ8マナだった当時もっとも安定し何よりも嫌われ、シンプルかつ凶悪だったTurn 8 Mage(最悪なパターンは8ターン目9ターン目にPyroblast2発連続ブチ込んで20 damage & Well Playedエモート)

Freezeで相手の猛攻を制し、Ice Blockでしぶとく生き延び、ボード上に展開されているMinionなどお構いなしにSpellを相手のHeroに叩き込むBurnデッキ”Freezer Mage”
Freeze Controlからの派生としてFrost Giants(Giants Mage)というデッキもトーナメントでは猛威をふるいました。

➥ [Battle.net] Innkeeper’s Invitational Decklists


Hearthstone Deck Spotlight: Frost Giants




過去のMeta記事でも書きましたが、Mageがラダーから姿を消した理由はキーカードとなるSpellをnerfされ続けたためです。
2 → 3   Frost Nova
3 → 4   Cone of Cold
5 → 6   Blizzard
8 → 10   Pyroblast



さて、Miracle Rogueの大流行とあまりに長く続きすぎたWarlockのMetagameはGul'danの仇敵を蘇らせてしまいました。

Season Aprilから継続してAggro Mageも一定の人気を保っていますが、現在流行に躍り出たのは10ターン目に最大32damageを叩き込むOTK Combo、Archmage AntonidasFireball量産が凶悪なMidrange、そしてFreezeメカニックで相手のテンポを制するControl Burstの3タイプ。

雪の女王の魔力が現在のMetagameにどれほど通用するか、多くのトッププレイヤーが模索を続けています。

ところで。
まったく関係ないんですけど、わたしは「雪の女王」と聞くと「Let it Go」より先に浮かぶメロディは「サトミタダシ」のテーマです。10年経っても呪いが解けません。


Deck Spotlight
➥ [Hearth2P] OTK Frost Mage - The Power of Magic
➥ [Blizzpro] Deck of the Week #15: Freeze Mage
➥ [Hearthpwn] Mage Control with Video
➥ [Hearthstone Players] GUIDE: LEGEND AGGRO MAGE




SHOCKADIN

テストシーズン開始初期からAggro Paladinは密やかな人気を保ち続けてきました。
Midrangeからのイニシアティブ獲得に極めて優れるPaladinというクラスでありながら、Hunter Aggroも真っ青にガツガツと相手Heroを殴り続けるスタイルは初見にして面食らうものです。

昨シーズン中盤に登場したAggroスタイル、SHOCKADINは大きな注目を集めました。

➥ [Read2Win] 翻訳記事 GUIDE: SHOCKADIN (アグロパラディン)

デッキ命名はWorld of Warcraftに由来します。回転の速いSpellによりDPSを高めるPaladinビルドの一形態がSHOCKADINと呼ばれているそうな。


Hearthstone Deck Spotlight: SHOCKADIN



ここへ来てAggro Paladinが脚光を浴びる理由は、Metagameの上位にあるHandlockとMiracle Rogueに対する最高のカウンターデッキとなるためです。

Aggroデッキはその性質上、手札に乏しく後半息切れすればジリ貧という宿命にあります。しかしPaladin専用スペルDivine Favorは相手がカードを貯めこむほどに効果的であり、とりわけHandlock・Miracle Rogueどちらも大量に手札を保持する傾向のデッキなので最大効果が期待できます。


個別で見ると、Miracle Rogueはデッキの性格上Aggroから身を守るTauntミニオンをデッキに入れる余地がありません。(無くは無いけどデッキコンセプトに沿わないカードを入れればそのぶん鈍る)
カードコンボを利用して致死ダメージが稼げるのはどんなに速くても6ターン目以降。一方のPaladin側はTruesilver Championでdamageを与えつつ序盤のダメージを回復させます。

さらにConcealでキーカードとなるMinionを保護しようにも、EqualityConsecrationから逃れる術はありません。


このカードコンボが致命的なのはHandlockも同様。ヘルス8のGiantsにTauntを付与して並べようとも、冗談のように全滅させられてしまいます。
Avenging Wrathはボードが空の状態であれば相手Heroに8damageという強烈なSpell。
Equalityと組み合わせれば無敵の盾となるはずだったGiantsもろともGul'danの命の火を吹き飛ばしてしまうでしょう。


そしてまだ若干未知数ですが、Team Tempo StormのリーダーReynadの公開したMidranege Paladinは、彼の影響力によってかシーズン終盤にまるで降って湧いたように増加しました。

Deck Spotlight
➥ [Hearthstone Players] Guide: Aggro Wisdom Paladin
➥ [Read2Win] GUIDE: SHOCKADIN (アグロパラディン)
➥ [Hearthpwn] New meta control
➥ [Youtube] Midrange Paladin Deck Tech




Priest使いとして最もよく知られる一人、Amazは自らのTwitch配信で口癖のようにこう述べています。「PriestはWarriorを首尾よく殺すようにデザインされている」、と。

無論のこと、Amazの言において想定されているのはControl Warriorです。
Control型Priestは他HeroのControlデッキに対してすこぶる相性が良いため、トーナメントにおいては有用であると見なされています。

Thoughtstealというカードの単純な強みのひとつとして、”デッキは30枚のみで構成される”というこのゲームの基礎ルールの例外に当たります。ゲームが長く続けば続くほどPriestにとっては有利な時間となっていきます。


これはヒドイ。


とはいえ、常に受け身を強いられ1ゲームが長くなる傾向にあるPriestはいまだ最も不人気なHeroであり続けています。
このクラスの特性に習熟したプレイヤーは驚くべき勝率を叩きだしていますが、Priestに特別な思い入れがあるでもなければ、はるかにお手軽で有用な選択肢が山ほどあるのが現状。


Priestは今後の追加カードによるMetagameの変化を最も切望しています。


Deck Spotlight
➥ [Hearthstone Players] Guide: Watcher Priest Deck Brew
➥ [Hearthpwn] Shimmering Light - Rank Climbing Priest
➥ [Hearthstone Players] GUIDE: PRIEST CONTROL (DKMR)
➥ [Hearthpwn] Zetalot's Legend Prophecy Control






  Curse of Naxxramas追加カード(嘘)




またしても脱線しますが、過去においてPriestが異常な強さを誇っていた理由は下記の画像から見て取ることができます。
Redditユーザーの作成したMetagameを皮肉る内容ですが、当時はまさにかくのごとく誰もが同じようなデッキを組んでいました。



アドバンテージ獲得に優れるMinionをお互いが出し合い相殺し、ボード上のイニシアティブをいかに奪い押し切るかに尽きるというMidrangeオンリーの環境だったのです。
そんなわけでHeroなど選ぶ前にこのカードを選べ、というイヤミを込めた画像なんです。
このゲームの研究がまだまだ浅い当時は、上記の画像でHearthstoneの底が見えたとうそぶくプレイヤー達で溢れていました。(主にreddit)


ゲーム終盤にMind Controlで相手のMinionをヒョイと奪い去りPriestが莫大なアドバンテージを獲得する、というパターンに終始していました。Priestはアタック値4が鬼門であるということも、当時はまだそれほど意識されていなかったように思います。

うそーんとかよく言われちゃうけど、当時はほんとにPriestがトップメタでした。
本気と書いてマージーで。私は嘘なんてつきません。たまにちょっとくらいです。
➥ [Liquidhearth] Trends in Hearthstone #1




Go to the top

昨シーズンのRogueはあまりにも異様でした。
Rogueといえばテンポの獲得に長けたクラスであり、その特徴からTempo Rogueがこれまで使用されるデッキの大勢を占めてきました。

しかし、昨シーズンのラダーでマッチアップするRogueといえば、十中八九に近い割合でMiracle Rogueだったのです。かつてこれほど偏った時期は一度もありません。


そして、クローズドβ初期に実施されたnerf以後、初めてRogueがMetagameの頂点に立ったシーズンでもありました。

この急激な増加の予兆をトッププレイヤー達だけは感じ取っていたことでしょう。
Season April終盤にわたしたち一般のプレイヤーが抱いていたのは、今後しばらくHunterの天下が続くだろうという印象です。
➥ [reddit] So I wrote down 100 ranked games and this is what I fought.

新シーズン開始直後の5月3日。
Liquidhearthの編集委とTeam Liquid Valueのプレイヤーを兼ねるTL_monkが公開した記事は大きな反響を呼びました。4月期終盤にNAラダーのトップを争うプレイヤー達の愛用するデッキのほとんどがMiracle Rogueだったという内容です。
➥ [Liquidhearth] Americas Season 1 Final Rankings and What They Played


Midrange HunterがSeason Aprilを制し、そしてこのカウンターとしてMiracle Rogueは素晴らしく機能していたのです。
Miracle Rogueの特性上、Unleash the Houndsがさほど有用ではなく、さらにMidrange Hunterは立ち上がりが緩いためRogueの手札に必要条件を揃える時間を与えてしまっていました。
Savannah Highmaneが牙を剥き出すころにはすでに、Rogueの準備は整っているです。

この記事の影響によるものかは定かでありませんが、nerfによりHunterを見限ったプレイヤー達の多くがMiracle Rogueに移行し、現在のMetaを形作りました。
OPを声高に叫ばれるMiracle Rogueですが、しかしこのデッキも完全無欠というわけではないようです。
➥ [Hearth2p] Is Miracle Rogue Broken?


Miracle Rogueの決定版?

Kolento's final version

Miracle Rogueはおそろしく尖ったデッキビルドではありますが、幾つかのカードは入れ替えを検討する余地があります。Kolentoが広めた数ヶ月前のデッキはすでに時代遅れとなり、Earthen Ring Farseerを加えるなどさらなる変化が続いています。
Handlockに苦しめられたプレイヤーのうちにはBig Game Hunterを採用する例も見られました。

ただし。先にも述べましたがデッキコンセプトに沿わないカードの枚数が増えるほど、鋭利なダガーの切っ先は丸くなりやがてナマクラと化すのです。



Deck Spotlight
➥ [Blizzpro] DKMR Rogue Spell Power Deck List
➥ [Blizzpro] DECK OF THE WEEK #12: Miracle Rogue
➥ [Hearthpwn] Black Magic




5月8日のパッチ翌日、さっそくMidrange ShamanでEU Legend1位を奪取したKolento


EUサーバーで最も熱い視線を注がれるプレイヤーKolentoの言葉通り、Unleash the Houndsのマナコストnerfの影響はHunterの戦略のみにとどまらずMetagameへと多大なインパクトを与えました。


この上昇気流に乗り上げたのがWarlock(Handlock)とShaman。
昨シーズンはラダーで対戦するのも稀だったHordeの英雄Thrallが再びラダーの頂上争いに加わるようになりました。

現在のMetagameにおいて好位置を獲得しているShamanの特徴をおさらいしましょう。

このゲームにおける最も使い勝手の良い除去カードHex、これに加えEarth Shockも定番となりどのデッキにも組み込まれています。
Handlockの繰り出すファットなTwilight Drake、Divine ZooのScarlet Crusaderを一撃で破壊し、Loot Hoarder / Bloodmage Thalnosにカードを引かせず葬り去る。またはSilence効果により相手のタフなTauntを木偶の坊に変えるなど多様な使い道があります。


Lightning Bolt / Lightning Storm / Feral Spirit
次のターンにマナコストを制限されるものの、単純にひとつのターン限定で見ればマナコスト対比で凄まじい性能となるコントロールスペル。そしてAggroデッキの猛攻を阻む2枚のTaunt召喚。
Miracle Rogue相手にも有効であり一切無駄のないカードです。


相手の厄介なMinionを無条件でFrogに変えるTransformとSilenceを同時に備えているため、Shamanは一般的に他クラスのControlデッキに対して優位を築きやすいクラスとなります。


状況対処に優れどんな相手にも互角に臨めるという性質によりラダー上位を定位置としているDruidを唯一脅かす存在かもしれません。

デッキ傾向は大ざっぱに分けて2種類。優れた除去を活かして盤面のポジションを取りつつアドバンテージを積み上げてゆくMidrange or Control。ここでさらに、状況に依存するものの一瞬で相手の残りヘルスをかき消すComboを加えるかMetaに対応するかで分岐します。


Deck Spotlight
➥ [Hearthstone Players] GUIDE: MIDRANGE SHAMAN (DKMR)
➥ [Topdeck] KOLENTO’S AGGRO/MIDRANGE SHAMAN
➥ [Hearthstone Players] BLOODLUST COMBO
➥ [Hearth2p] Trump's Token Shaman




King of the Ladder

Hero9体のうち、昨シーズンの使用率・勝率どちらもおそらくトップに君臨し続けているでしょう。
シーズン序盤から中盤にかけて印象的だったHandlockの活躍ぶりは、改めてこのデッキの底力をプレイヤー達に再認識させた結果となりました。Handlockこそまさしく、”デッキパワー”がすこぶる高いと評するに値するかもしれません。

天敵ともいえるAggro Hunterの減少も理由のひとつですが、昨シーズン激増したMiracle Rogueを羽虫のごとく押し潰すプレッシャーを持つことが主な要因となります。

4ターン目(3ターン目)の悪夢 Twilight Drake / Mountain Giant



Sapで相手手札に叩き返しても1ターンの時間稼ぎにならないため、Rogue側はこの処理にあたって大きな負担を強いられます。
Leeroy JenkinsShadowstepコンボが使用可能になるのは6ターン以降、致命的なダメージとなるにはさらに2ターン以上の時間を必要としますが、往々にして手遅れとなっている状況です。


Handlockのデッキ傾向は昨シーズンから引き続き、Twilight Drake・Giantシリーズで圧力をかけつつカードコンボによるBurst Damageを窺うスタイルが定着しています。
終盤戦におけるヘルス15など安全圏にはほど遠い現在のMetagameにあっては、もはやLord Jaraxxusの出番も無くデッキに入らないのが当たり前のようになりました。

またMiracle Rogueとのマッチアップをさらに有利に変えるべく、ふたたびShadow Boltを採用するデッキも目立っています。


百花繚乱Zoolock

フィールドを制して早々に相手を殴り倒すWarlock Aggro、通称Zooはラダー用のデッキとして昨シーズンもまた最も多く使われたデッキとなりました。
カードレアリティが低い、要求Arcane Dustが安価、1ゲームの回転が速くどんな相手とも戦える。安い早い旨いとくればその人気ぶりもむべなるかな。

そしてさらに言えば、デッキの方向性が絞られているため戦い易いというのも大きな理由でしょう。


しかしZooの普及は当然Zoo同士のミラーマッチ増加を意味するため、デッキにはバリエーションが数多く生まれ細やかなプレイングの差が勝率に直結しています。

ひとつの主流として根強いのが、Divineシールドの恩恵を活用したTrumpのDivine Zoolock。このタイプはカウンターとしてBlood Knightを差し込まれると序盤からいきなり積んでしまう危険を孕んでいるので要注意。
下記はZooデッキからカードの役割を学び、代替カードをどのように見つけていくかという趣旨の記事ですが、Zooを自己流にカスタムするための知識としても大いに役立ちます。
➥ [Read2Win] 初心者ガイド: Zooから学ぼうデッキ改変法

さらにZooとWarlock Murlockのハイブリッドデッキ、ManaGrind ModeratorのTheChivが構築した”Aquarium”も人気を集めています。
➥ [Hearthpwn] TheChiv's Aquarium Aggro


Zooデッキの回し方を学ぶにはReynadのModern Zoo Deckガイドと、熟練のカードゲーマー久遠寺さんによる動画が非常に参考になります。
➥ [Youtube] Reynad's Modern Zoo Deck Tech


【ニコニコ動画】【Hearthstone】Warlock Zooデッキ【解説編】




【Hearthstone】Warlock Zooデッキ【対戦実況編】





Odd lock

Warlockと戦うプレイヤーにとって、相手のデッキはHandlockかZooというまったく性格が反するデッキの2択どちらであるかが悩みのタネです。
しかしごくごくたまに、この2択に当てはまらない奇妙なWarlockと戦う機会があるかもしれません。

俗にMiracle Warlock等と呼ばれるこのタイプは、ゲーム後半に強烈なBurst damageコンボを備えています。
➥ [dojo] Combo Wombo MiraLock



Deck Spotlight
➥ [Hearthstone Players] GUIDE: BURST HANDLOCK (DKMR)
➥ [re-ne.hatenablog] Hearthstone:Season2はHandlockでLegendになりました
➥ [Hearthstone Players] PLAY BY PLAY: TRUMP’S DIVINE ZOO




MetagameにおけるWarriorの立場はゆるやかに下降し中堅に落ち着きました。
Aggro Hunterが大流行し、そのカウンターとしてピークを迎えたテストシーズン4(3月)以降、Warrior Controlの存在感は薄れつつあることを多くのプレイヤーが実感しています。

強烈な除去を備えるShamanが浮上したことは、Druid同様にControl Warriorにとっても好ましい状況ではありません。

とはいえ、Aggroに耐性がありどんなデッキ/Hero相手にも特に不利なマッチアップの無いControl Warriorは、トーナメントデッキの有力候補として変わらず重宝され続けています。


非の打ち所のないまでに完成したようにも見えていたこのデッキですが、Clarity Gaming所属プレイヤーKitkatzの構築した新たなスタイルが昨シーズン序盤に広まり、トーナメントでもこぞって採用されています。




Frothing Berserker
序盤から中盤にかけてのコアカードを2枚ともデッキから除外

このMinionの特性上、他のカードと同時にプレイしなければ強みが発揮されないということがWarriorの動きを鈍くしているとの判断のようです。3マナの選択肢を軽くしようというのも理由の一つにあります。
とりわけ、Ramp Druidに返しのターンでDruid of the Clawを置かれると、ずるずると手札を消費させられる展開に置かれてしまうでしょう。

勿論、Acolyte of Pain / Armorsmith / Whirlwindと組み合わせれば尋常ではないシナジーを発揮するため、変わらずに使い続けているプレイヤーも数多く居ます。
➥ [barusa.blog] WarriorControlの考察その1 キーカード編


代わりとして採用が目立つのはKor'kron Elite
アタック値4ヘルス3でChargeというその性能は、現在のMetagameにおいて驚くほどの汎用性を見せてくれます。


Control以外に目をやれば、AggroやMidrangeスタイルがMetagameの隙間を縫うようにラダーで小さな成功を収めています。
しかしいまだトーナメントでは見かける機会はほぼありません。


昨シーズンのTrumpはLegendまでの追い込みをAggro Warriorで達成しました。
➥ [reddit] post-UTH meta | Weapons Warrior

Watch live video from TrumpSC on TwitchTV

Miracle Rogueに対して極めて有効でありながら、過去にReynadが流行させたほどにはAggro Warriorが盛り上がらない原因。ここでもやはりZooの影響が陰を落としています。
Fiery War AxeArathi Weaponsmithを持つWarriorにとって本来は、序盤を制するのにそれほど苦労しないHeroです。
Zooに対するWarrior Aggroは、どれだけカードを切ろうとボード上でイニシアティブを握るのは困難であり、終盤のラッシュはTauntに阻まれてしまいます。

Warriorがデッキのバリエーションを取り戻す日はZooに左右されていると言っても過言ではないかもしれません。

Deck Spotlight
➥ [GosuGamers] Guide: Control Warrior revised
➥ [Hearthstone Players] Midbudget Control Warrior
➥ [Hearthpwn] Turn 8 OTK.




名前

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