やらかしを防ぐコツその1。ながらプレイをしない
本を読みながら音楽のリズムに乗りながら、他のプレイヤーの配信を観ながらHearthstoneやってませんかあなた?わかっちゃいるけどやめられない。
うるさいカワイイ
ながらプレイで遊べるのもHearthstoneの魅力っちゃそうなんですよね。
集中力を欠くことがミスプレイの要因というのは、プレイヤーの姿勢の問題なのでひとまず置いときましょう。
今回の記事は、ゲームの仕組みを学ぶことでミスプレイも防止しようというお話なんです。
それじゃ本日のTips 101、Hearthpwnに立てられたトピックからミスプレイを防ぐコツについて幾つかご紹介していきます。
➥ [Hearthpwn] Share some Helpful Hints that can aid all players.
カードを離す前なら右クリックで手札に戻せる
カードを左クリックで手札からつまみフィールド上へドラッグして(指定対象があればそこへ)、左クリックを離すと後戻りはできません。
しかし、一連の動作の中で右クリックを押して離せば手札にカードを戻すことが可能です。これはBattlecry発動アビリティのMinionや対象Spellカードでも同様。
一旦フィールドに置き指定対象のガイド矢印が出ると、カードを手札へドラッグで戻せませんが、右クリックを押せば動作がキャンセルされます。
MinionにStealthとTauntのアビリティが両方付与されている場合。Tauntのアビリティ効果は適用されない
相手の攻撃対象を制限するTaunt付きMinionをStealthさせれば無敵じゃん!と誰もが一度は思いつくものなんでしょうか。当然無効です。
ただし、Stealth状態のMinionに対する対象指定型アビリティはすべからく無効になるので、The Black Knightに破壊されるのを防止できます。
だからなんだと言えば何もありません。
Concedeボタンはオプションダイアログの一番上!
音量を調節したくてオプション開いたらConcedeしていた。
これもよくあるミスプレイらしいです。そいえば過去にAsia鯖で遊んでる時にやらかした有名人が居ましたね。Optionダイアログの一番上は「Concede」です。
Reynad Tries Korean Ladder
Faerie DragonにはDispelではなくMoonfireを!(Keeper of the Grove)
これもありがち。
以前Faerie DragonのTips記事にて書いたとおり、このミニオンはSpellとHero powerの対象指定にすることは出来ません。が、Silenceでこの特殊なアビリティを封じなくてもMinionのBattlecry発動のアビリティなどであれば対象指定することが可能です。
buffによりヘルスが上昇しダメージを受けたMinionにSilenceが与える影響とは
ex) buffによりヘルスが4から7へ上昇→ダメージ2を受ける→そこへSilence効果
結果はヘルス2(元の数値4からマイナス2)ではなく、ヘルス4となります。
過去の導入記事でも書きましたが処理の理解がややこしいポイントですね。
➥ [dojo] buffとヘルスとSilenceの関係
buffによるMinionのヘルス上昇は、ヘルス現在値/ヘルス最大値を同時に引き上げ、
Silenceはbuffにより引き上げられたヘルス最大値をカットするだけです。
カードの効果は発動タイミングの指定無い限り、キャスト/Minion召喚時に発生する
これも過去記事で書いてますが、新規プレイヤーの方が混乱するポイントですね。
Hearthstoneは可能な限りシンプルに、見た目で判りやすくデザインされたゲームですが、それでもカードの解決というものは複雑になってしまうものなのでしょう。
➥ [dojo] Chapter 7. アビリティトリガー
➥ [dojo] Chapter 5. buff / debuff効果が発動するトリガー
”Whenever”や”At the end(or start)”の文言が発動するタイミングを示しており、例えばWild Pyromancerなら「After you cast a spell, deal 1 damage to ALL minions.」
つまりキャストされたSpellが解決されてから発動するアビリティなので、Equality + Wild Pyromancerコンボが成立するわけです。
やんないでしょうけど、Gadgetzan AuctioneerとWild Pyromancerをフィールドに置きEqualityをキャストした場合。
解決順序は(1 カードドロー (2 フィールド全体のMinionがヘルス1へ (3 Wild Pyromancerのアビリティ発動で全滅です。
ただし、テキストを読んだだけでは解決順序や結果予測が難しい例もあります。
Hearthstone Trivia: Ragnaros vs. Gruul
Ancient WatcherにSilenceするとボッコボコに殴られる
やったことあります。
Ancient Watcher + Sunfury Protectorコンボを始めて見た時、Tauntが邪魔だなーと思ってSilenceしたら次のターンにおもっきし殴られました。
Silenceの効果は対象Minionの現在のテキストを全て消去します。「Can't Attack.」という特殊アビリティが消えれば、そこに居るのはアタック4/ヘルス5のChillwind Yetiと全く同じ存在です。
Silenceの詳しい仕様も過去記事を参照
➥ [dojo] Silence(サイレンス)の仕様
Totemic Callの仕様
えーと、そう。思い返してみると、当ブログでは一度もこれについて記述したことがありませんでした。丁度いい機会なのでイチからちゃんと書きましょう。
Shamanの固有Hero PowerTotemic Call
ランダムで4体のToken Minionの内1体をフィールドに召喚する
Healing Totem 「At the end of your turn, restore 1 Health to all friendly minions.」
Searing Totem ノーアビリティ、アタック1/ヘルス1
Stoneclaw Totem 「Taunt」
Wrath of Air Totem 「Spell Damage +1」
召喚されるTokenは完全にランダムですが、同じTotemは召喚されない、そして4体Totemが揃っていたらHero Powerは使用不可というルールがあります。
これを理解していれば、Spell Damage +1が必要なときにWrath of Air Totemをどのくらいの割合で期待できるかが判るわけです。
buffを付けた後どうなるか考えよう
Defender of Argusは自分の両隣に並ぶMinionにアタック+1/ヘルス+1とTauntを与える優秀なサポートMinionです。
しかし、このbuff効果が意図しない不利を呼びこむこともよくあること。
Chillwind Yetiにアタック1を付与するとShadow Word: Deathで破壊される
Fire Elementalにアタック1を付与するとBig Game Hunterに破壊される
もしくは、Tauntを付与したことによりThe Black Knightに破壊される
もひとつありがちなのは、保護したいMinionにTauntを付けることで墓穴を掘ること。
Tauntが場にある限りTaunt付きMinion以外へダイレクトアタックを仕掛けることはできませんが、複数のTaunt付きMinionに対しては当然攻撃対象を選択できます。
Shadow Madnessの活用
カード帰属の原則ルールにしたがい、たとえばShadow Madnessで操り破壊したHarvest GolemのToken、Damaged Golemは手元に残ります。
ほかにも、Loot HoarderやBloodmage ThalnosのDeathrattleアビリティによりカードをドローするのも操ったPriest側になります。Rogueよりもよっぽど泥棒っぽい。
あー・・・
こうやって記事を書いてる間にどんどん元のトピックに投稿が集まり追いつきません。
記事ひとつにまとめるのは難しいので、続きはまたの機会に。
今回は最後に私からTipsをひとつ。
カードリリースの境界は赤い線でしょうか、緑の線でしょうか
カードを手札から使用する時。
たとえばMinionであれば、手札から左クリックでカードをつまみ、フィールドまでドラッグして左クリックを離すとその場所にMinionが置かれますね。
この、”左クリックを離したらカードを使ってしまう境界線”は画像の位置なんです。
色の変化がお判りでしょうか。
Heroのポートレート上でも左クリックを離してしまうと、楽しい仲間がポポポーンとなります。対象指定がないSpellやWeaponもキャストしちゃいます。
左クリックを離すときは気をつけようというお話。ではまた次回。