LyraとEliseの考察


ウンゴロリリース後のPriestは複数のアーキタイプがプレイヤーの支持を獲得しています。環境におけるクラス全体の評価も安定しており、4月の初旬から地道にその数を増やし続けてきました。これはひとえにAggroとControl両方に対抗できるヒーローの性質がメタゲームにマッチしていること、そしてカードコンボによるゲームスイングの可能性をPriest自身が手に入れたことに起因すると考えられます。

さて、昨今流行りのPriestデッキ達にはほぼ必ず採用されているウンゴロの新カードがいくつか存在します。この記事では、それら新定番のカードの中から2枚のLegendaryレアカードを比較し、ウンゴロ環境を戦うPriestデッキへの考察を深めていきたいと思います。




2枚のレジェンド





お題にとりあげるのはPriest専用Legendaryレアの新カード《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》、そしてクラス中立カード《先遣隊長エリーズ / Elise the Trailblazer》の2枚です。

これらの新カードはデッキ外からカードをもたらすという点で類似していますが、それぞれの運用はまるで異なります。またこの2枚は二者択一ではなく同時に採用する例も多くありますし、本稿ではどちらのカードが優れているかという優劣を付けることを意図していません。

この2枚のカード達がデッキの中でどのような役割を担っているのか、そしてそれぞれがPriestの戦略上どの程度の比重が置かれているかを解き明かしていく過程において、構築への理解を深めていくことがこの記事のテーマとなります。

それでは両者を対比する前に、著名なプレイヤー達のデッキリストを参照しつつ、この2枚のカードがどのようなデッキ構成の中で採用されているのか再確認していきましょう。




流行デッキのサンプル


vS Data Reaper Report #54 [Vicious Syndicate]



Control PriestDragon PriestSilence PriestCombo PriestDeathrattle PriestOther
全クラス3.533.371.120.950.750.24
Priestクラス内35%34%11%10%8%2%


まずはVicious Syndicateの統計からPriestクラスに関する分布を参照します。最新版vs Data Reaper Report #54によると、全ランク帯におけるPriestクラス全体の占める割合は9.96%となっています。クラス内での内訳は上記表を参照。

ウンゴロ環境のPriestクラスはDragon Priest, Combo(Miracle) Priest, Silence Priestの3デッキが大半を占めており、それぞれの人気はメタゲームの変化に即して入れ替わりを見せてきました。ウンゴロリリース後のトレンドになったMiracle Priest、4月シーズン終盤からSilence Priestの再評価、バリューゲームをしぶとく戦える5月シーズンのDragon Priest、そして現在は流行デッキへのカウンターとなるControl Priestの支持が急増しています。

スペルを削り《光熱のエレメンタル / Radiant Elemental》を加える余裕もないDeathrattle Priestのデッキでは《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》が考慮される余地はありませんし、Otherに該当するHighlander PriestにLyraとEliseが両方採用されている確率も114514パーセントで参考にもなりませんから、ここでは主要な4デッキをサンプルとして引用します。




◆ Control Priest

Control Priestが久々に脚光を浴びています。ボードコントロールに優れたControl Priestは横へ広げるAggroデッキの流行に対処可能であるだけでなく、ここ数週間に再評価されたFreeze Mageへのカウンターとしても機能するためか唐突に浮上しました。

ウンゴロリリース後は主にトーナメントで細々とプレイされてきたこのデッキはゲーム後半のバリュー獲得に《ガーディアン・メディヴ / Medivh, the Guardian》の採用が目立っており、ここ最近ではAsmodaiが《神授の霊力 / Divine Spirit》/《内なる炎 / Inner Fire》を一枚ずつ採用しJade DruidやCrystal Rogueなどの不利なマッチアップに活路を見出す工夫を行っています。

デッキの性質上どうしてもゲームが長引いてしまいカードバリューが重視されるため、《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》《先遣隊長エリーズ / Elise the Trailblazer》は2枚とも採用されるのが定番のように見受けられます。


サンプルデッキリスト



Control Priest [Vicious Syndicate]
SILENTSTORM’S CONTROL PRIEST – HCT AMERICAS SPRING PLAYOFFS 2017 [Top Decks]



◆ Dragon Priest

5月から6月シーズン中盤にかけてもっとも支持を集めていたのがDragon Priestです。ウンゴロリリース前にはBRMやTGTのスタンダード落ちに伴ってアーキタイプの存続すら危ぶまれていましたが、《ドラコニッド諜報員 / Drakonid Operative》という異常なミニオンの存在によっていまだ戦力を保ち続けています。付け加えて現在のスタンダードフォーマットでPriestクラスの専用ミニオンにドラゴン/Dragon種族はこの一体しか存在しません。つまり《ネザースパイトの歴史家 / Netherspite Historian》のアビリティである発見/Discoverによってこの強力無比なミニオンをデッキ枠以上に獲得することが期待できるのです。

Dragon Priestの人気の理由はもうひとつあります。敵味方すべてを対象とする強烈なAoEの《ドラゴンファイア・ポーション / Dragonfire Potion》は現在のメタで非常に効果的であり、かつ自身のドラゴン/Dragonミニオンはボードに居残るためテンポの優位まで獲得することができます。発見/Discoverによるカード補充で息長く戦うことも可能であり、いましばらくはこのデッキの人気は持続する見込みです。

5月シーズンのトレンドは汎用性の高い《光熱のエレメンタル / Radiant Elemental》と、スペルのコスト低下に相性が良い《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》のコンビが定番となっていましたが、これらのミニオンを採用しないバリエーションも並行してプレイされています。Zetalotはさらに《オウケナイのソウルプリースト / Auchenai Soulpriest》《回復の輪 / Circle of Healing》による追加のボードクリアを加えてControl-ishなデッキへと仕上げていました。

サンプルデッキリスト

DOG’S DRAGON PRIEST – DREAMHACK AUSTIN 2017 [Top Decks]
Dragon Priest [Vicious Syndicate]



◆ Combo(Miracle) Priest

スペルとシナジーに特化したこのデッキは《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》が最も輝く構築となっています。デッキに採用されるスペルカードは2マナ以下のカードが10枚以上存在し、《光熱のエレメンタル / Radiant Elemental》2体と《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》が同時にボードに存在するならば、Miracle Rogueのお株を奪うほどのスイングターンを実現する可能性があります。

上記のように《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》はこのデッキにおいてゲーム後半に莫大なアドバンテージを稼ぐエンジンになりますが、このデッキの主要なウィンコンディションは《神授の霊力 / Divine Spirit》/《内なる炎 / Inner Fire》が握っています。Kolentoのデッキでは久方ぶりに《回復の輪 / Circle of Healing》/《傷を負った剣匠 / Injured Blademaster》の組み合わせが採用され、ゲーム中盤に強大なミニオンを押し出す早いテンポを武器に結果を残しています。

サンプルデッキリスト

TITAN’S YOGG COMBO PRIEST – #10 LEGEND (JUNE 2017, SEASON 39) [Top Decks]
UNDERSCORE’S MIRACLE PRIEST – #8 LEGEND (JUNE 2017, SEASON 39) [Top Decks]
Kolento’s Miracle Combo Priest [Vicious Syndicate]



◆ Silence Priest

ユニコーンプリーストなどとmeme扱いされていたのも今は昔、沈黙/Silenceアビリティのスペルとカードコンボを主軸に展開するSilence Priestはこのクラスで最もパワフルなデッキへと進化しています。沈黙/Silenceの対象となるミニオンは《古代の番人 / Ancient Watcher》《ドデカいレイザーリーフ / Humongous Razorleaf》2体ずつの計4体、Can't Attackというカードテキストと引き換えに高いスタッツを持つこれらのミニオンは沈黙/Silenceによって強大なミニオンへと変貌します。さらに《さまよう無貌のもの / Faceless Shambler》《アルガスの守護者 / Defender of Argus》との組み合わせはAggroをシャットアウトする壁となり、このコンビネーションだけでゲームを決めてしまいかねないほど有効な状況が存在します。

しかしこれらのカードだけでSilence Priestが現在の地位を築いたわけではなく、ここでもやはり《神授の霊力 / Divine Spirit》/《内なる炎 / Inner Fire》のカードコンボが有力なウィンコンディションを作り出しています。そしてこれら低コストのスペルと相性が良い《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》も自動的にデッキへと含まれるでしょう。カードのコンビネーションが肝となるこのデッキはカードドローも重要な要素であるため、《先遣隊長エリーズ / Elise the Trailblazer》を加えられる例は少ないようです。

サンプルデッキリスト

Silence Priest [Vicious Syndicate]




それぞれの特徴と相違点


流行デッキリストの内容を確認したところで、2枚のLegendaryカードそれぞれの特徴をおさらいしておきましょう。


《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》



「Mike Donais(ゲームデザイナー)はPriestの新しいレジェンドが”ヤバすぎ”とか
のたまってたのに何だってんだこいつは?」


ウンゴロ拡張版リリース前の評判は決して芳しいと言えなかったこのミニオンは、もはやPriestクラスのデッキほとんどにおいて欠かせないパーツとなっています。RedditやTwitchコメントの動物園は横に置いても、Priestに熟練したプロ達ですら《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》に高い評価を与えていなかったのは、手札に取得するスペルカードがRNGに依存するという点が懸念されていたものでした。

たしかに《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》を召喚したターン中に、有益で低コストなスペルを連続で補充できるケースは印象ほど多くありません。多くのプレイヤー達の予測を覆すことになったのは《光熱のエレメンタル / Radiant Elemental》とのコンビネーションが想像以上に脅威であったこと、相性の良い《神授の霊力 / Divine Spirit》/《内なる炎 / Inner Fire》のコンボパーツが組み込まれたことなどが要因と考えられます。





《先遣隊長エリーズ / Elise the Trailblazer》

  • デッキ外からカードを取得する

  • 《影の幻視 / Shadow Visions》によって複製可能

  • アビリティの恩恵を得るのに時間がかかる

  • コストに見合うスタッツ



スタンダード落ちでサヨナラかと思いきや探検同盟からただ一人スピンアウトの再登場となったElise。今回の《先遣隊長エリーズ / Elise the Trailblazer》は合計5枚のカードをランダムでデッキ外から持ち込むという性能となっており、前回の《エリーズ・スターシーカー / Elise Starseeker》と比較してややインパクトに欠ける能力ではありますが、カードの使いやすさとしては向上している点が評価されています。

このカードの美点はカード単体で機能しながらゲーム後半に多大なバリューをもたらすことに尽きるでしょう。5/5のスタッツはバニラミニオンにやや劣るものの5マナドロップとして不足はありません。そしてPriestに限っては《影の幻視 / Shadow Visions》によって複製することでさらにカードをデッキ外から獲得することが可能です。

Control型デッキはその特性からゲームが長引いてしまい、対戦相手とのカード相殺によってデッキの底まで見えてくる展開が頻繁に発生します。お互いに決定的なテンポを確立できないままデッキのカードを消耗していくゲームでは、《ウンゴロパック / Un'Goro Pack》のようにデッキ外からカードを獲得することが明確なアドバンテージとなるものです。




《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》はコンボカードである

《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》っと《先遣隊長エリーズ / Elise the Trailblazer》、この2体のミニオンの相違点はそれぞれのカードの運用方法に直結し、デッキリストはこのカードプレイに沿って構成されます。 2枚のカードを見比べて最も目立つのは、《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》が他のカードと組み合わせることを前提としている点です。

バリューの発生にカードコンボを必要条件としているのは利点と欠点のどちらも存在し、流行のPriestデッキにおいて《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》は密接なカードシナジーの中核に位置しています。《真言・盾 / Power Word: Shield》などの定番に加えて現在のメタゲームにマッチした《神授の霊力 / Divine Spirit》/《内なる炎 / Inner Fire》というパーツが組み込まれており、スペルの使用コストを引き下げる《光熱のエレメンタル / Radiant Elemental》がマナコスト減衰によりサポートします。

翻ってこれらのシナジーカードが存在しないデッキにおいては、《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》が期待されるほどの働きを行うのは難しくなります。対戦相手から見ればボードから排除する優先順位が最高位のミニオンであるだけに、召喚したターンで《先遣隊長エリーズ / Elise the Trailblazer》と同等以上のバリューを発生する見込みがなければデッキへの採用を躊躇うことになるでしょう。

同時に、《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》のアビリティは《宴のプリースト / Priest of the Feast》と競合します。ヒーローのヘルスとカードバリュー、どちらかを得るならばどちらかのミニオンが制限を受けやすくなるのです。

これに対して《先遣隊長エリーズ / Elise the Trailblazer》はこのカード単体で機能する性質にあり、ロングゲームを戦うデッキのほとんどで入れ得と言っていいほど扱いやすい存在です。欠点らしき欠点はバリューの獲得に時間がかかるということ以外に見当たりませんが、《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》と比較すると今目の前にあるボードの状況へアプローチしてミラクルターンを発生させるような曲芸とは無縁です。




以後の構築のテーマとして


◆ Dragon Priestのバリエーション


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先に紹介したデッキサンプルの中で唯一《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》を採用しない構築例はDragon Priestだけでした。Meatiの構成のようなデッキリストは5月以降の流行であり、《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》とシナジーカード達のパッケージを含まないバリエーションがそもそもスタンダードであるように思われます。

ではなぜZetalotやDogの構築では《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》が不採用なのかと考えることは、現行のPriestの構築を理解するのに格好のサンプルとなるでしょう。

《光熱のエレメンタル / Radiant Elemental》/《カバールのカギ爪のプリースト / Kabal Talonpriest》のミニオン群は《神授の霊力 / Divine Spirit》/《内なる炎 / Inner Fire》を含まない構築ではインパクトに欠けており、ドラゴン/Dragonシナジーを戦略の中心に据えたDragon Priestとの一貫性に欠けるように見えます。そして《光熱のエレメンタル / Radiant Elemental》をデッキから削った場合、《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》はそのアビリティを十全に発揮することが出来ません。

先ほど挙げた《宴のプリースト / Priest of the Feast》と競合する問題も視野に入れると、Aggroデッキへの対処とカードバリューのバランスの中で《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》の魅力がやや色あせて見えるのではないでしょうか。そもそもDragon Priestは最低4回の発見/Discoverによってデッキ外からカードを取得することができるのです。

一方で《先遣隊長エリーズ / Elise the Trailblazer》は他のカードとのシナジーに欠ける代わりに、単体で放り込んでも機能するためデッキへと採用されています。




◆ たとえばDeathrattle Priest

今回の記事は《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》《先遣隊長エリーズ / Elise the Trailblazer》の2枚を対比して、その性質の違いを明らかにしデッキ構築へどのような影響を与えるのかを確認するのが目的でした。

判りきったような内容といえばその通りですが、ここで踏まえた内容は今後Priestの構築が変化していく中で重要なテーマになると考えられます。例えばDeathrattle Priestの流行が再び訪れたならば、その構築には上記2体のミニオンどちらか、あるいは両方が含まれているものでしょうか。《目覚めよ創造主 / Awaken the Makers》を起点とする構築は断末魔/Deathrattleの数を十分に詰め込む必要があるので《太陽の砕片ライラ / Lyra the Sunshard》とシナジーパッケージを加えるのはやや厳しいように感じられます。

しかしQuestカードを諦め《頽廃させしものン=ゾス / N'Zoth, the Corruptor》とバリューな断末魔/Deathrattleミニオン達のラインへと絞った場合はいかがでしょう。切り札である《頽廃させしものン=ゾス / N'Zoth, the Corruptor》とは別枠のウィンコンディションを持つことは十分に意義があるはずです。

《先遣隊長エリーズ / Elise the Trailblazer》はそのどちらにも採用される公算が高く、さりとてメタゲームがスローな展開を許さなければ登場の機会は与えられません。今後の2年間に渡る環境の変化の中でPriestの構築においては、単体で放り込むEliseとLyraを中心とするシナジーパッケージの存在が主要なテーマのひとつとして居座り続けることになるでしょう。




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LyraとEliseの考察
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