人事異動の多忙につきご無沙汰しておりました。ウンゴロ情報が全くもって追いかけられていない浦島太郎状態であります。
さて新拡張リリース直前の駆け込みとなってしまいましたが、この記事では2017年最初の新拡張パック「大魔境ウンゴロ - Journey to Un'Goro (Un'Goro, JtU, UNG)」の新カードの仕様、およびユーザーからの疑問に対して公式から回答された内容をチェックしていきます。
Index
[ページ内リンク]▼共通事項
▼ドルイド/Druid
▼ハンター/Hunter
▼メイジ/Mage
▼パラディン/Paladin
▼プリースト/Priest
▼ローグ/Rogue
▼シャーマン/Shaman
▼ウォーロック/Warlock
▼ウォリアー/Warrior
▼中立/Neutral
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共通事項
◆ カード内訳
今回の拡張パックではレジェンダリーレアリティのスペルカードが初登場。このレジェンダリースペルはクエスト(Quest)カードという特殊なスペルカードであり、各クラスにレジェンダリーレアリティのカードが1枚ずつ用意される。レジェンダリーカードの枚数は各クラス2枚ずつ、中立カードが5枚。
新しいキーワードアビリティとして適応(Adapt)が登場。10種類の効果からランダムに候補が表示され、そのうちひとつを選択して効果を発動する。
◆ クエスト(Quest)の仕様
- クエスト(Quest)カードはゲーム開始のカード選択で必ず登場し、マリガンすることも可能
- クエスト(Quest)カードは《おしゃべりな本 / Babbling Book》などのカードのランダム生成によって入手することはできない
- 《思念奪取 / Thoughtsteal》や新カードの《影の幻視 / Shadow Visions》によって複製することは可能
- クエスト(Quest)カードはスペルカードの使用とみなされる
◆ 適応(Adapt)の仕様
- 規定の10種類の効果から3つの候補がランダムに表示、プレイヤーはそのうち一つを選択する
- 適応(Adapt)が複数のミニオンを対象としている場合、選択した効果が全てのミニオンに適用される
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ドルイド/Druid
◆ 追加コレクションカード
◆ Tokenカード
◆ 新カードの注釈
《シェルシフター / Shellshifter》
5/3の隠れ身/Stealthを選択肢た場合、《ジャングルの巨獣たち / Jungle Giants》のクエスト条件にカウントされる。source
《動き回るマナ / Living Mana》
《練気 / Innervate》や《コイン / The Coin》による一時的なマナは使用できない。召喚数はあくまで現在のマナクリスタル数に依存する。source
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ハンター/Hunter
◆ 追加コレクションカード
◆ Tokenカード
◆ 新カードの注釈
《沼の王ドレッド / Swamp King Dred》
対戦相手の召喚したミニオンが隠れ身/Stealthのアビリティを持っていたとしても、《沼の王ドレッド / Swamp King Dred》のアビリティが発動すると考えられる。隠れ身/Stealthはあくまでプレイヤーがターゲット指定できないという性質であるため。また、アビリティの発動タイミングが「After your ~」と指定されているため、たとえば《大物ハンター / Big Game Hunter》のアビリティには為す術無く破戒される。
《沼地の女王 / The Marsh Queen》
クエスト報酬の《クイーンカルナッサ / Queen Carnassa》がデッキに加えるのは専用のTokenミニオン(1/3/2 雄叫び:カードを1枚ドロー)
《恐竜術 / Dinomancy》
複数回使用しても《影なる姿 / Shadowform》のように性能が向上することはない。ただし、他のヒーローパワー変更カードと同様に使用済みのヒーローパワーをリフレッシュさせ1ターン中にヒーローパワーを複数回使用することは可能。
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メイジ/Mage
◆ 追加コレクションカード
◆ Tokenカード
◆ 新カードの注釈
《ウェイゲートの開門 / Open the Waygate》
クエスト達成条件は《コイン / The Coin》もカウントされる。source
《希望の終焉 ヨグ=サロン / Yogg-Saron, Hope's End》などミニオンの発動するスペルはカウントされない。source
クエスト報酬カードを使用するとターン終了ボタン(End Turn)がExtra Turnボタンへと変化する。このボタンをクリックすることでプレイヤーはさらに追加で自分のターンを始められる。source
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パラディン/Paladin
◆ 追加コレクションカード
◆ Tokenカード
◆ 新カードの注釈
《最後のカレイドサウルス / The Last Kaleidosaur》
特定の味方ミニオン1体のみを指定するスペルのみがカウントされる。味方ミニオン全体への効果、または秘策/Secretの《仇討 / Avenge》も対象外。source
《希望の終焉 ヨグ=サロン / Yogg-Saron, Hope's End》などミニオンの発動するスペルはカウントされない。source
《水文学者 / Hydrologist》
発見される秘策/Secretはこのカードを使用したクラスに存在するカードのみ。Paladinがこのカードを使用してMageの秘策/Secretが表示されることはない。ただし何らかの方法で秘策/Secretを持たないクラスがこのカードを使用した場合、Paladinクラスのカードが表示される。source
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プリースト/Priest
◆ 追加コレクションカード
◆ Tokenカード
◆ 新カードの注釈
《目覚めよ創造主 / Awaken The Makers》
クエスト報酬ミニオンのアビリティはプレイヤーのヘルスを《アレクストラーザ / Alexstrasza》のように40へとセットする。回復エフェクトは発動しないため《オウケナイのソウルプリースト / Auchenai Soulpriest》などの影響はない。source
《ひとまねグリマールート / Curious Glimmerroot》
表示される3枚のカードの内から対戦開始時に相手のデッキに入っていたカードを推測し、正解を選択すればそのコピーを1枚手札に加える。これは対戦相手のデッキが中立カードのみで始まっていない限りはクラス専用カードが選択肢として表示され、実際に相手のデッキに入っている正解は3枚のうち1枚のみとなる。source
《蜃気楼の呼び手 / Mirage Caller》
《伝令するものヴォラズィ / Herald Volazj》と同様に、コピー召喚されたミニオンに沈黙/Silenceをかけるとミニオン本来のスタッツを取り戻す。source
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ローグ/Rogue
◆ 追加コレクションカード
◆ Tokenカード
◆ 新カードの注釈
《死体花シェラジン / Sherazin, Corpse Flower》
《掘り起こされたラプター / Unearthed Raptor》でコピーすると新たな《死体花シェラジン / Sherazin, Corpse Flower》の蕾を発生させる。source
休眠状態から復帰した場合、ミニオンが召喚された時と同じようにそのターンは行動できない。source
《地底の大洞窟 / The Caverns Below》
クエスト達成条件は手札からミニオンをプレイした時のみカウントされる。《ドッペルギャングスター / Doppelgangster》を召喚しても1体分しかカウントされないが、召喚されたTokenは同じ名前であるため《影隠れ / Shadowstep》で手札に戻しプレイすればカウント対象となる。source
クエスト報酬カードを使用するとゲーム終了までミニオン達のスタッツが5/5になる。これはクエスト報酬カード使用時やミニオン召喚時に判定され5/5へセットされる。たとえば《エドウィン・ヴァンクリーフ / Edwin VanCleef》は5/5スタッツから始まり、アビリティ発動によって+2/+2をそこへ加算する。ただしボード上に既に存在するミニオンは5/5へと強制的に変更される。source
この効果はたとえば《ヴァイオレット・アイの講師 / Violet Teacher》等が生成するTokenミニオンにも適用される。source
《猛毒の仕込み / Envenom Weapon》
Poisonaouce/猛毒の効果は《千刃乱舞 / Blade Flurry》では発動しない。source
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シャーマン/Shaman
◆ 追加コレクションカード
◆ Tokenカード
◆ 新カードの注釈
《原始の王カリモス / Kalimos, Primal Lord》
4種類の「エレメンタルの加護」の効果はプレイヤーが発動する効果を選択可能。なおスペルはこのミニオンが発動するため呪文ダメージ/Spell Damageの適用を受けない。source
《マーロック大連合 / Unite the Murlocs》
クエスト条件はミニオンの「召喚」であるため、Tokenを召喚する《奴らにフカき眠りを / Call in the Finishers》や《飛刀手流忍者・六丸 / Finja, the Flying Star》でもカウントされる。
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ウォーロック/Warlock
◆ 追加コレクションカード
◆ Tokenカード
◆ 新カードの注釈
《ラッカリの生贄 / Lakkari Sacrifice》
クエストカウント条件は実際にカードが破棄された場合のみ。手札が空の状態で《ドゥームガード / Doomguard》などによってカード破棄の効果を発動させてもカウントされない。source
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ウォリアー/Warrior
◆ 追加コレクションカード
◆ Tokenカード
◆ 新カードの注釈
《熔けている刀身 / Molten Blade》
《ホバート・グラップルハンマー / Hobart Grapplehammer》や《グライムストリートの質屋 / Grimestreet Pawnbroker》のウェポンbuff効果を保持し続ける。source
《ウンゴロ探検 / Explore Un'Goro》
発見されるカードにはWarrior以外のクラスカードも登場する。source
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中立/Neutral
◆ 追加コレクションカード
◆ Tokenカード
◆ 新カードの注釈
《ヴォラックス / The Voraxx》
コピーしたスペルは《ヴォラックス / The Voraxx》が発動するため、プレイヤーが使用したスペルとしてカウントされない。source
《トートランの始原術師 / Tortollan Primalist》
スペルは《トートランの始原術師 / Tortollan Primalist》自身が発動したものとみなされる。ターゲット対象のルールは《希望の終焉 ヨグ=サロン / Yogg-Saron, Hope's End》と同じ。source
《先遣隊長エリーズ / Elise the Trailblazer》
生成されるカードはクラスを問わず、エピックレアリティのカードが1枚保証されている。また一定の割合でゴールデンバージョンのカードが出現する。source