本日早朝にハースストーンの公式ツイッターとFacebookに謎めいた画像が投稿されました。何ら説明の言葉もないその画像はどうやらポストカード(はがき)を模したものであり、港の景観に大きな文字で「Greetings from Gadgetzan(ガジェッツァンからのご挨拶)」と書かれています。
ハースストーン公式からのこうした含みのありそうなものが公開されるのは、俗に「Blizzardが拡張版の発表の予告を告知したぞ!」などとコミュニティから揶揄されるお決まりのティザー(チラ見せ)であると思われます。おそらくは11月5日に発表されるであろう次期拡張版のテーマと今回のティザーは大きな関連性を持つはずでしょう。
さてガジェッツァンとくれば、お馴染みの中立ミニオン《ガジェッツァンの競売人 / Gadgetzan Auctioneer》が思い浮かびます。ガジェッツァンとは都市の名前であり、ゴブリン種族の商人連合Steamwheedle Cartelの本拠地が置かれています。商魂たくましい彼らにとっては陣営の違いなど些末な問題であり、この街ではアライアンスとホードのどちらの勢力に対しても中立の立場で商売が行われているそうです。
さらにカリムドー大陸の南端に位置する広大なタナリス砂漠でほとんど唯一の文明的な都市であり、周辺にはCaverns of time(時間の洞窟)のような重要性の高いインスタンスダンジョンも存在します。NPCはゴブリンばかりのこの都市が果たして次期コンテンツのテーマとなるのでしょうか。
ポストカードには「安全であるのと同様にきれいな場所です!」と書かれているほか、写真を縁取る細かい文字で文章がずらりと書かれています。わたしにはニュアンスが読み取りづらくあまり深い意味も無さそうに見えますが、Blizzardの隠された意図に想像を巡らせてみるのも面白いかもしれません。
”安全”という言葉は拘束力のある契約を意味するものではなく、安全性、警備、防護、保護、安心感、信用、信頼性、または信憑性を示すものではありません。
強盗、思念奪取、思念透視、地獄の炎、退散、旋風剣、報復、光爆弾、精霊崩壊、掘り出されし邪悪、聖別、ホーリーノヴァ、フレイムストライク、悪魔の憤怒、星の雨、影の炎、なぎ払い、爆発の罠、魔力の爆発、乱闘、破滅!、ライトニングストーム、ブリザード、捻じれし冥界、そのほか旧神の行動によって引き起こされる魔法の騒乱や景観の破壊などいかなるアクシデントの責任もノーゲンフォガー市長が負うものではありません。
このポストカードの作成において傷害、虐待、毀損、切断、除爪、断尾、解体、放逐、武装解除、または転倒させられた獣、悪魔、ドラゴン、メカ、マーロック、海賊、およびトーテムはいません。
この宣伝パンフレットによって引き起こされる主張や、想像、予想、予言、前兆、兆候、徴候、または断定などあらゆる予測に対して責任を負いません。