【MSoG】仁義なきガジェッツァン特集Part.4 - カードプレビュー第三巻


この記事では12月初旬にリリース予定の新エクスパンション、「仁義なきガジェッツァン(Mean Streets of Gadgetzan)」のカード事前プレビューを行っていきます。カード評価の視点は構築戦のスタンダードフォーマットが基準になっており、ワイルドやアリーナは特に考慮していません。

※ 重点事項
今回のエクスパンションは年内に発売されるため、スタンダードイヤーは現在のクラーケン年から移りません。新しい年(2017年)の最初の拡張版が実装される時に次回のスタンダードイヤーが始まり、3つのカードセット(BRM/TGT/LOE)がスタンダードから脱落します。



【MSoG】仁義なきガジェッツァン特集リンク
ハースストーン次期エクスパンション「仁義なきガジェッツァン(Mean Streets of Gadgetzan)」
【MSoG】仁義なきガジェッツァン特集Part.1
【MSoG】仁義なきガジェッツァン特集Part.2 - カードプレビュー第一巻
【MSoG】仁義なきガジェッツァン特集Part.3 - カードプレビュー第二巻



Index

[ページ内リンク]

▼《トログの猛獣超狂師 / Trogg Beastrager》

▼《ネズミ軍団 / Rat Pack》

▼《ビビった鉄砲玉 / Shaky Zipgunner》

▼《パトコドー / Dispatch Kodo》

▼《ナックルズ / Knuckles》

▼《グリムスケイルのダチ公 / Grimscale Chum》

▼《運び屋の走り / Smuggler's Run》

▼《グライムストリートの護り屋 / Grimestreet Protector》

▼《煤けた機械職人 / Grimy Gadgeteer》

▼《メリケンサック / Thorium Knuckles》

▼《 / Don Han'Cho》

▼《ブロウギル・スナイパー / Blowgill Sniper》

▼《ドブネズミ / Dirty Rat》

▼《日雇い護衛 / Hired Gun》

▼《奥部屋の用心棒 / Backroom Bouncer》

▼《ウォーゲンのツッパリ / Worgen Greaser》

▼《ドッペルギャングスター / Dopplegangster》

▼《ゴヤ夫人 / Madam Goya》



▲Index

《トログの猛獣超狂師 / Trogg Beastrager》

使用クラス: ハンター
カードタイプ: ミニオン
注釈: 

◆ カード分析

Hunterの2マナスロットというキワドイところへさらに新カードが追加されます。このミニオンは2マナ3/2というバニラスタッツをクリアしており、手札の獣/Beastミニオンにbuffを与えるという特徴を持っています。競合する2マナミニオンを挙げると《やさしいおばあちゃん / Kindly Grandmother》《王のエレク / King's Elekk》《巨大ガマ / Huge Toad》の3体となるでしょう。

競合ミニオンと比べるとまず明らかに劣っているのは、このミニオン自身が獣/Beastタグを持たないことです。そして盤面に及ぼす影響も《王のエレク / King's Elekk》と同様にバニラの2/3/2と変わりません。そして何よりもこのカードのアビリティは手札に獣/Beastが存在しなければ無意味です。手札に恵まれなかった場合、このミニオンを2ドロップとして消費することにためらわれるかもしれません。

ハンドbuffという行動のテンポロスが2ドロップの時点で限りなく少ないことは優れています。ただしその時点で獣/Beastミニオンが手札にあるかは現時点ではあまり期待できません。Hunterが4マナの《蝕まれしオオカミ / Infested Wolf》《サバンナ・ハイメイン / Savannah Highmane》をマリガンでキープすることはほぼありませんし、続く3マナの獣/Beastミニオンとなる《獣の相棒 / Animal Companion》はスペルカードなのでbuff効果を受けられないのです。

この新カードを使用するならば《砂漠のラクダ / Desert Camel》《腐肉食いの芋虫 / Carrion Grub》のようなソリッドな3マナの獣/Beastミニオンをデッキに必要とするでしょう。いずれにせよ、《荒野の呼び声 / Call of the Wild》がnerf調整を受けた後に没落したBeast Midrange Hunterの再興を願うほかありません。Secret Hunterはおおむね4~6体しか獣/Beastが使われないため適していないのです。つまりこのミニオンの行く末はSecret Hunterの人気が持続するか、それともMidrange Hunterが復権するかに左右されます。




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《ネズミ軍団 / Rat Pack》

使用クラス: ハンター
カードタイプ: ミニオン
注釈: Tokenミニオンも獣/Beast

◆ カード分析

Hunterの3マナスロットというキワドイところへさらに新カードが追加されます。もうこれ以上3マナの激戦区を膨らませないで欲しいのですが、ともあれ素晴らしいカードの登場は歓迎すべきでしょう。このミニオンはグッドデザインです。サンキューベンブロード、超愛してる。

まず、このミニオンのアビリティは断末魔/Deathrattleをトリガーに発動し、破壊された時点のアタック値と等しい数のTokenミニオンを生成します。開発チームMike Donais氏によると、このTokenミニオンにもちゃんと獣/Beastタグが付いているそうです。破壊されてもTokenを残すアビリティ、いわゆる”Sticky”な性質のミニオンはHunterクラスにとって非常に重要な存在です。古い時代から愛用されていた《呪われた蜘蛛 / Haunted Creeper》《手動操縦のシュレッダー / Piloted Shredder》しかり、今年の旧神エクスパンションで実装された《蝕まれしオオカミ / Infested Wolf》しかり。このミニオン本体のスタッツは脆弱ですが、場に残るミニオンは相手ミニオンとのトレードを有利に運び、Hunterの展開するテンポを持続させます。

この《ネズミ軍団 / Rat Pack》は《蝕まれしオオカミ / Infested Wolf》同様にミニオン本体とTokenのどちらもが獣/Beast属性を持っています。そしてマナコストが3マナであるため、本体とTokenが同一ターンに処理されない限り《猟犬使い / Houndmaster》をマナカーブ通りにプレイできる点が秀逸です。

さらに、Tokenを生成する数を左右する断末魔/Deathrattleの条件が本当に優れています。たとえば《レオック / Leokk》など一時的な強化効果によって増えたものであっても、アタック値に等しいTokenを生み出します。もちろん今回のエクスパンションで追加されるハンドbuffの対象となれば非常に強力であり、この《ネズミ軍団 / Rat Pack》が存在することによって《トログの猛獣超狂師 / Trogg Beastrager》の価値も同時に引き上げられます。

このカードはガジェッツァンのカードセットがスタンダードから脱落するまでの間、多くのHunterデッキにおいて外せない存在となるでしょう。決してOPというほど強力なわけではありませんが、デッキの基盤となるカードです。ミニオンの性格と獣/Beastの関連性が優れているだけではなく、Tokenを利用した様々な工夫も産まれるかもしれません。旧神エクスパンションの期待ハズレ扱いであった《フフラン王女 / Princess Huhuran》、他にもTokenを発生させる時の定番コンボとなる《ナイフ・ジャグラー / Knife Juggler》、Tokenに価値を付与する《寄生 / Infest》のようなアイデアを組み込むデッキの登場にも注目しておきましょう。




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《ビビった鉄砲玉 / Shaky Zipgunner》

使用クラス: ハンター
カードタイプ: ミニオン
注釈: 

◆ カード分析

Hunterの3マナスロットというキワドイところへさらに新カードが追加されます。このミニオンは優れた能力を持つ一方で、《トログの猛獣超狂師 / Trogg Beastrager》と共通する問題と、さらに別の懸念を抱えています。まず、同じ3マナスロットには定番の《獣の相棒 / Animal Companion》から出現する獣/Beastミニオンが存在し、シナジーを厚く意識した構成では《砂漠のラクダ / Desert Camel》《腐肉食いの芋虫 / Carrion Grub》が競合するミニオンとして存在します。言うまでもなく、これらと比較して獣/Beastタグを持たない点は明らかに見劣りします。

そして他にも3マナスロットには《イーグルホーン・ボウ / Eaglehorn Bow》《殺しの命令 / Kill Command》《猟犬を放て! / Unleash the Hounds》《必殺の一矢 / Deadly Shot》という重要なカードが山ほど存在し、欲張ればいびつなマナカーブとなってしまうコスト帯です。

3マナ3/3というスタッツはトレードに有利ではありません。しかしそのbuff効果は十分に強力であり、どんなミニオンでもbuff対象になるため獣/Beast種族を意識した構築に寄せる必要がないのも優れています。このbuff能力は他の新カード《パトコドー / Dispatch Kodo》など相性が良いミニオンに付与されても強力ですし、《バーンズ / Barnes》などの獣/Beastタグを持たないミニオンであっても対象となるのでアビリティが無駄になりにくいのが特徴でしょう。

アビリティの発動タイミングが断末魔/Deathrattleであることは、このミニオンの動かし方にややトリッキーな判断を加える可能性があります。3マナで召喚した次のターンにまだ生存していた場合、ミニオンを召喚してから《ビビった鉄砲玉 / Shaky Zipgunner》をトレードに動かすか、ミニオントレードで《ビビった鉄砲玉 / Shaky Zipgunner》を潰しアビリティを発動してから次のミニオンを召喚するか、またはフェイスへ動いて《ビビった鉄砲玉 / Shaky Zipgunner》は自らトレードしないか。自分の手札と盤面の状況、予測される次のターンの行動、そうした諸々のシチュエーションに則したミニオンプレイの柔軟性にこそ、このミニオンの利点が隠されているかもしれません。




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《パトコドー / Dispatch Kodo》

使用クラス: ハンター
カードタイプ: ミニオン
注釈: 

◆ カード分析

ターゲット対象を任意で選べるダメージアビリティは秀逸です。ただしミニオン本体のスタッツは4マナとしては貧弱であり、同コスト帯のミニオンから一方的なトレードを強いられます。先ず何よりも、4マナを浪費して次のターン以降にたった2ダメージしか出せず生存力も低いミニオンはテンポが遅れるので、Hunterというクラスの4マナドロップとしてあまり適していません。アビリティそのものは優秀なのですが、他の4マナミニオンと1:1トレードすら難しいこのスタッツはやはり残念です。

視点を変えて4マナスロットに採用できる枠があるかを考えると、競合するのは《蝕まれしオオカミ / Infested Wolf》《猟犬使い / Houndmaster》《バーンズ / Barnes》です。旧神エクスパンション以降のHybrid・Mid Hunterではいずれも密接なシナジーを持つカード達であり、この新カードを加えるために入れ替える対象となるか少々懐疑的になってしまいます。

優れた点をいくつか挙げると、アタック値がダメージ値となるこのアビリティの性質はハンドbuffシナジーの恩恵を他のミニオンよりも多く受けることができます。さらにボード上にbuffを与える《レオック / Leokk》などのミニオンが既に存在する場合、雄叫び/Battlecryのダメージ値はこのbuffの影響を受けることもできます。ミニオンの召喚の処理順序は雄叫び/Battlecryの発動よりも前に、ミニオン自体の設置処理が先に解決されミニオンのオーラbuff効果が適用されるからです。(aura buff - 日本語で言うならミニオンの持つ常在型buff効果)

このミニオンの性質は現在発表されているハンドbuffシナジーと相性が良いものですが、しかしこのカードが4マナの時点でbuffを受けた状態で召喚されることは難しいだろうと考えられます。その理由は、既存のHunterクラスの考え方では4マナミニオンをマリガンで残すことは基本的にありえないからです。

Hunterは初期手札に1&2ドロップを必要とし、それが確保できているなら3マナのプレイを探しにいきます。ハンドbuffのミニオンと同時にデッキへ入れたとして、2・3ターン目に《トログの猛獣超狂師 / Trogg Beastrager》や《ビビった鉄砲玉 / Shaky Zipgunner》などをプレイする前後に、buffを与える対象の《パトコドー / Dispatch Kodo》をデッキからドローしている必要があります。

後手ならば《トログの猛獣超狂師 / Trogg Beastrager》と同時に確保して3マナのプレイは可能ですが、たとえば10ゲーム行う間に何回そのような都合良い初期手札やカードドローが期待できるものでしょうか?それともマリガンの基準が変わるのでしょうか?2マナ《トログの猛獣超狂師 / Trogg Beastrager》と4マナ《パトコドー / Dispatch Kodo》をマリガンでキープして、空白の3ターン目を作ることに合理性は感じられません。

そして、Hunterというクラスが4マナ時点でbuffされていない2点ダメージ2/4のミニオンをプレイすることは、次のターン以降に相手ヒーローの体力を2点しか削れないミニオンを出すというテンポの遅い行動です。もちろん4マナ時点で是が非でもプレイしなければならないわけではありませんので、ボードコントロールしつつ獣/Beastミニオンをボードに置く行動がどの程度評価されるかが、カード採用の根拠となるのでしょう。

ともあれ、Blizzardは今一度このクラスにボードコントロールの概念を持ち込むか、またはMidrangeのデッキ速度を遅くしようと試みているのではないかという印象をこのミニオンから与えられます。この点においてわたしはとても興味を惹かれています。かつての《スチームウィードルの狙撃兵 / Steamwheedle Sniper》は失敗に終わりましたが、今回のアプローチは成功するのでしょうか?ミニオンドロップによるテンポに偏重しすぎたこのクラスをスローダウンさせ、《荒野の呼び声 / Call of the Wild》が9マナでも遅いカードだと感じなくなった頃に、このミニオンはデッキの中で適切な位置に収まるかもしれません。




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《ナックルズ / Knuckles》

使用クラス: ハンター
カードタイプ: ミニオン
注釈: 

◆ カード分析

とても興味深いゴリラです。基本的に5マナでこの珍妙なスタッツでは、よほど特殊なアビリティを持っていなければデッキへの採用にためらわれます。特殊な、とはつまり《ツンドラサイ / Tundra Rhino》のように放置すれば致命的な状況を引き起こすミニオンのことです。一見してこのミニオンはそれほど強力な印象は受けません。

この新レジェンドは《ツンドラサイ / Tundra Rhino》よりも遥かにマシなスタッツですが、5~6マナ帯のミニオンとのトレードに特別有利ではなく、とりわけアタック3という低い数値は相手ヒーローのヘルスに対してプレッシャーを与えられません。同じコストの《ストラングルソーントラ / Stranglethorn Tiger》隠れ身/Stealthによって次のターンまでほぼ確実に生存し、相手ヒーローの喉元へ喰らいつきます。そしてこの時間帯のヒーローへ直接5点ダメージというのは、Hunterが相手を追い詰めるための致命の一手となりかねないほど強力なものです。

新カードのアビリティは相手ミニオンへダメージを与えた時、つまりミニオントレードに動きながら同時に相手ヒーローの体力を削るものです。これは相手の挑発/Tauntミニオンに対するアンチであり、ボード上に存在し続けることで価値を生み出し続ける性質でもあります。問題はこのスタッツですが、buff効果を受けることで生存しやすくなり2回以上のアタック行動が可能になる状況も起こり得るでしょう。

このアビリティはbuff効果と非常に相性が良く、ミニオントレードを仕掛けるたびにその価値が倍加します。ミニオン同士をぶつけるボードコントロールと同時に相手ヒーローへダメージ、2回アタックできたら6点、buffをもらって8点、もひとつ重ねて10点、または12点?ワーオ。ゴリラが暴れるとヤバいというのはOverwatchでさんざん味わわされました。このミニオンも2回以上のアタック行動を取れれば非常に危険であり、Hunterクラスの考え方ではバリューな存在です。アビリティの発動がこのミニオン自身のアタック行動に限定されているため、そうそう都合良い状況は起こり得ないというのが難点でしょうか。




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《グリムスケイルのダチ公 / Grimscale Chum》

使用クラス: パラディン
カードタイプ: ミニオン
注釈: 

◆ カード分析

2マナミニオンともトレード可能なスタッツは十分に優秀です。その後に続くマーロック/Murlocミニオンに+1/+1の補正が与えられることも申し分ありません。《バイルフィンの異端審問官 / Vilefin Inquisitor》《マーロックの鯛ド変態 / Bilefin Tidehunter》がbuff効果を受ければ序盤の展開を有利に進められるでしょう。

この新カードはマーロック/Murloc種族によるボードフラッドをPaladinクラスで行うなら欠かせないミニオンとなるでしょう。ただもちろん、そうしたデッキが組まれるならばの仮定です。現在のMidrange Shamanaのように優秀なAoEを多数抱えるデッキには明らかに不利です。今回の拡張版では幾つかのクラスにAoEが追加されており、せっかくボードを展開してもかき消されてしまう恐れがあります。




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《運び屋の走り / Smuggler's Run》

使用クラス: パラディン
カードタイプ: 呪文
注釈: 

◆ カード分析

もうひとつの新カード、《グライムストリートの道具屋 / Grimestreet Outfitter》との違いは1マナ安いこと、そしてスペルカードであることです。《グライムストリートの道具屋 / Grimestreet Outfitter》はミニオンであるため自分自身も他のハンドbuff強化の対象となり得るのに対して、《運び屋の走り / Smuggler's Run》はハンドbuffを一方的に与えるだけのシナジーしか持ちません。

ともあれ、Control系以外のデッキでは使用価値が十分ありそうな新カードです。Midrangeで使用されるミニオン達にとっても+1/+1はbuff効果は強力ですし、Aggroデッキで使用されるのもやはり有効に機能するはずです。1ターン目にこのカードをプレイし、続くターンに強化されたミニオン達を展開できれば序盤のボード争いを優位に運ぶでしょう。

このカードはコストの低さが魅力的であり、Aggroで使用される場合は1ターン目だけではなくその後もマナが余るタイミングでプレイすることができます。序盤戦を過ぎた後にドローした場合はbuff対象となるミニオンがほとんどで手札に残っていない可能性もありますが、別の新カード《三下連合 / Small-Time Recruits》でミニオンを補充する手段が追加されました。

さてMidrangeでは手札buffカードは効果的なのでしょうか。新環境のデッキがどのように構築されるかはまだまだ皆目見えてきません。いわゆるグッドスタッフと呼ばれるようなミニオンをベースにテンポをとるデッキなのでしょうか、それとも《鱗の悪夢 / Scaled Nightmare》など強力なアビリティを持つミニオンにbuffを与えるコンボじみたデッキとなるのか。プレイヤー達の想像力に期待しましょう。




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《グライムストリートの護り屋 / Grimestreet Protector》

使用クラス: パラディン
カードタイプ: ミニオン
注釈: 

◆ カード分析

隣接するミニオンに聖なる盾/Divine Shieldを与え、自身は挑発/Tauntを持っているというボード確保に強いアビリティを持っています。本体の6/6は見劣りしますがアビリティの効果と併せて考慮すればさほど悪い数値ではありません。

すでにボードに置かれているミニオンに聖なる盾/Divine Shieldを付与する効果は、重要なミニオンを保護することと有利なトレードを行うことの二つの面で有効に作用します。さてこのカードはどのようなデッキで使われるのでしょうか。Control Paladinはまともなスタッツのミニオン2体をボードに置いてターンを始められる状況がほぼありません。アグレッシブなデッキでは遅すぎるカードなので、Midrange PaladinやDragon Paladin、または旧環境のSecret Paladinのようなテンポデッキに適していると考えられます。

このミニオンの性質はクラシックカードセットの《ストームウィンドの勇者 / Stormwind Champion》とよく似ており、buff対象がボードに存在しなければ7マナミニオンとしての働きを果たすことができません。かつてのSecret PaladinであればDr.6が確保したボードをさらに強固に固める7マナのプレイとして最適だったことでしょう。《シールド・ミニロボ / Shielded Minibot》《兵役招集 / Muster for Battle》《仇討 / Avenge》など重要なツールを失ったPaladinはボード上にミニオンを複数体残して7ターン目を迎えることが困難であり、ミニオンが複数残っている状況はそもそもMidrange Paladinが優勢な状況なので、いわゆるWin moreカードとして働く強みしかにわかに想像できません。

他の新カードとの相性を見ていくと、本体が挑発/Tauntを持つこととアビリティの性質から《高飛びコドー / Getaway Kodo 》で手札に戻される対象としては好都合です。ただしSecret Paladinでの採用には《身代わり / Noble Sacrifice》とのアンチシナジーがネックとなります。そのほか既に発表されているハンドbuffシナジーのミニオン達と併用することで盤面のスノーボールは期待できますが、その前にどうやって7ターン目以降に複数体のミニオンを置き、Paladin側が盤面を確保するのかが最大の課題となります。この課題がクリアされることが無い限り、日の目を見ないままコレクションの中で塩漬けにされる性質のカードです。




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《煤けた機械職人 / Grimy Gadgeteer》

使用クラス: ウォリアー
カードタイプ: ミニオン
注釈: 

◆ カード分析

このハンドbuffミニオンのアビリティは優秀です。毎ターン効果を発動するアビリティは処理の優先順位が非常に高いので召喚したターンしか期待できないでしょう。それでも相手に除去を切らせるか、ミニオン同士のトレードは望めるはずです。欠点の4マナで4/3というスタッツは1:1のトレードを望めるアタック値である一方で、2マナミニオンとすら相殺されかねない貧弱なヘルスでもあります。

以後に続くミニオンが強化されるという効果はTempo WarriorやDragon Warriorに適しています。しかしここで浮かんでくる疑問は他のハンドbuffカード達と同様であり、今現在のテンポを手放しかねないカードをプレイして手札のミニオンを強化することは適切なのかということです。もしその行動が正しいなら、なぜPaladinの《ソード・オブ・ジャスティス / Sword of Justice》は構築戦で使われることがほとんど無かったのでしょうか。

比較対象が違いすぎるので話を戻しましょう。このミニオンは生存し続けるほどに価値を生み出し続けます。ミニオン本体の脆弱なヘルスが懸念されますが、ハンドbuffを受けて召喚されたり適切な挑発/Tauntミニオンによって保護できるならば、これまでとは一風変わったハンドbuff効果を特徴とするTempo Warriorが産まれるかもしれません。




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《メリケンサック / Thorium Knuckles》

使用クラス: ウォリアー
カードタイプ: 武器
注釈: 

◆ カード分析

アタック2のウェポンカードといえば、Hunterには《グレイブズーカ / Glaivezooka》という武器が存在しかつてのデッキで採用されていました。この新武器は同じようにミニオンにbuffを付与する性質です。ただマナコストが問題であり、4マナ2/3というこの武器はプレイアブルではありません。《トゥルーシルバー・チャンピオン / Truesilver Champion》は相手のミニオンを2ターンに渡って処理できますが、4マナの時間帯にアタック2で処理できるミニオンはそう多くないからです。

ミニオン強化が発動するのはヒーローがダイレクトアタックを仕掛けるタイミングであり、Paladinの《ソード・オブ・ジャスティス / Sword of Justice》と違って任意のミニオンに強化を与えられません。これは裏を返せば、buffが必要無いミニオンを召喚する時に耐久値が消費されることが無いと見ることもできます。また、ランダム性に依存するものの同一の対象にbuffを複数重ねることもできます。

つまりこのウェポンの性質が活かされるのは、手札の中にある育てたいミニオンにbuffを与え続ける方策として有効なものです。それでどうするかっちゅーのは知りませんが、面白いコンボを実現してFunny & Lucky momentにとりあげてもらえば苦労は報われるでしょう。




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《 / Don Han'Cho》

使用クラス: ハンター/パラディン/ウォリアー
カードタイプ: ミニオン
注釈: マルチクラスカード

◆ カード分析

手札にあるミニオン達を強化することに特出したグライミーグーンズの親玉、《 / Don Han'Cho》のアビリティもやはりハンドbuff効果でした。サンキューベンブロード!このミニオン本体は5マナのバニラ相当ですが、強化効果は甚だしい数値です。ハンドbuffミニオンについてはこれまで幾つも見てきたので、今回は逆にどんなデッキで採用されるかを考えていきながら、このミニオンの本質に迫ってみましょう。

このミニオンはマルチクラスカードのレジェンドミニオンなので、該当する3クラスで利用することができます。まずHunterというクラスではこのカードの性質に合うデッキが今のところ存在しません。Aggro、または一般にFace Hunterと呼ばれるデッキは元来Turn 7 Hunterと呼ばれていたデッキであり、文字通り7ターン目には決着をつけることを目指したデッキです。Hybrid、Midrangeと呼ばれるデッキも他のクラスと比較してかなり早いデッキであり、7ターン目以降は相手ヒーローの体力を詰めていくことに集中する時間帯です。

《 / Don Han'Cho》が7マナ時点でbuffを与えたとして、強化されたそのミニオンを8ターン目に召喚し、実際にアタック行動をとれるのはその次の9ターン目となります。《キングクラッシュ / King Krush》にbuffがかかれば8ターン目のリーサルも有り得ますが、ランダム性に依存する上1枚づつしか入らないカードのコンボ成立はあまり現実的ではないでしょう。

今回のハンドbuff効果と、既にボード上に存在するミニオンを対象とする既存のbuff効果との間には、効果がボード上へ現れるのが1ターンないし2ターン遅いという大きな違いがあります。この遅さは既存のHunterクラスにとって全く相性が良い性質のものではありません。Hunterというクラスの性質そのものが変化しない限り、全くもって利用価値が無いのです。

ではPaladinはどうでしょうか。Aggro Paladinでは同様に遅すぎるカードです。そしてMidrangeは正直なところ、ハンドbuffシナジーを活かしたデッキ自体が次の環境で通用するのか見当が付きません。Dragon Paladinも同様です。現状2種類存在するControlデッキのN'Zoth型とAnyfin型はいかがでしょうか。どちらも7ターン目以降にこのカードをプレイしていられるほどヘルスに余裕のある展開はそう多くありません。仮にbuffが成立したとして、キーカードのマーロック/Murlocミニオンや強力な断末魔/Deathrattleミニオンに強化が適用されれば相手へ大きなプレッシャーを与える脅威となるでしょう。

ここで《 / Don Han'Cho》の強大なハンドbuff効果が持っている優れた利点と難点が見えてきます。それは元々貧弱なミニオンですら+5/+5の補正を受けることでゲーム終盤でも脅威的な存在になること、そして元から脅威的なミニオンにbuffが適用されると《動物変身 / Polymorph》《呪術 / Hex》などのハードリムーバルにはバリューが殺されるという特性です。

もう少し詳しく書くと、《 / Don Han'Cho》のミニオン本体5/6と、+5/+5の強化されたミニオンが相手の除去2枚(またはミニオントレード2回)を吸い取るならカード2枚分の働きとなります。ゲーム終盤の活躍が期待できない小型ミニオンがその役割を担えば十分なカードバリューとなります。しかし元からハードリムーバルの対象となるようなカード(《シルヴァナス・ウィンドランナー / Sylvanas Windrunner》《ティリオン・フォードリング / Tirion Fordring》)などが対象になった場合は、buff効果のメリットを享受できない恐れがあります。

さてWarriorでは。Tempo Warriorとは相性が良いかもしれません。とりわけ、《コルクロンの精鋭 / Kor'kron Elite》《グロマッシュ・ヘルスクリーム / Grommash Hellscream》などの突撃/Chargeを持つミニオンに付与されれば次のターンにリーサルをもたらすダメージ源となることが期待されます。あるいはControl Warriorでは。先ほど書いたように1枚のカードで2枚分のバリューをもたらすなら採用の価値は検討できるでしょう。果たしてデッキに入れいている余裕があるかは別問題ですが、6/8の《苦痛の侍祭 / Acolyte of Pain》がボード上に現れたら十分に脅威な存在です。12/8の《グロマッシュ・ヘルスクリーム / Grommash Hellscream》と7/7の《残酷な現場監督 / Cruel Taskmaster》に同時に対処することも難しいでしょう。

どのクラスのデッキで《 / Don Han'Cho》を使えるかを想定してきたことにより、このカード(及びグライミーグーンズ)の性質がおおよそ掴むことができたと思います。ハンドbuffは通常のミニオンbuffよりも効果発現が遅く、カードバリューを高めることが期待できるというものです。この性質が次の環境で活かされるのか大いに疑問ですが、2017年のスタンダード更新によって環境が低速化した時、グライミーグーンズが活躍する時代が訪れるのではないでしょうか。少なくともギャングを率いるこの《 / Don Han'Cho》だけはズバ抜けて有用な性能であるため、様々なデッキアイデアが期待できそうです。




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《ブロウギル・スナイパー / Blowgill Sniper》

使用クラス: 中立
カードタイプ: ミニオン
注釈: 

◆ カード分析

ターゲット指定可能なPingダメージは非常に有用です。しかし《火炎ジャグラー / Flame Juggler》と比較して、2マナミニオンとしてはあまりに低いヘルス値からこのミニオンはプレイする価値がまず認められないでしょう。

開発チームは新たなマーロック/Murlocシナジーのデッキが構築されることに期待をかけているのでしょうか。もしそうならば、ヒーローパワーで破壊されてしまうこのミニオンはデッキ構築の助けになるとは考えにくいものです。




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《ドブネズミ / Dirty Rat》

使用クラス: 中立
カードタイプ: ミニオン
注釈: 

◆ カード分析

非常にテクニカルで面白いカードです。このアビリティはかつての《デスロード / Deathlord》と異なり、任意のタイミングで相手のミニオンを手札から引きずり出すことができます。

まずこのミニオンの使用は《デスロード / Deathlord》と同様にリスクを抱えています。本来はマナコストが高すぎて召喚できないミニオンが早期に盤面へ登場するかもしれません。ただしこちらは2マナ時点で使用すれば幾分リスクを低減できます。どんなデッキも基本的には、ゲーム序盤のために軽いカードをマリガンで探しに行くからです。ただしこれは《デスロード / Deathlord》と異なるリスクと背中合わせです。

《デスロード / Deathlord》は相手のターン実行中に破壊された場合、この時点では呼び出されたミニオンは当然行動できません。これに対して、《ドブネズミ / Dirty Rat》が呼び出すのは常にプレイヤー側のターンであり、相手のミニオンは相手の次のターンからすぐに行動可能となるのです。これは相手に1ターン早いテンポを与えるだけではなく、呼び出されたミニオンが危険な存在だった場合に対処する猶予が限られていることも意味します。《デスロード / Deathlord》に呼び出されたミニオンはそのターンに行動できないため、返しのターンでプレイヤー側は対処行動が可能です。

一方で、《ドブネズミ / Dirty Rat》はこのミニオンの召喚自体にマナコストを既に支払っています。たとえば強大なミニオンを運悪く呼び出した場合、《密言・死 / Shadow Word: Death》で破壊する3マナと同時にプレイするには5ターン目まで待たなければなりません。

このミニオンを正しくプレイするには対戦相手のデッキの性質への理解が重要となることは間違いありません。Aggro相手であれば2ターン目のドロップでも相手に手渡したテンポを挑発/Tauntで吸収できると期待しても良いかもしれません。その他のデッキにおいては、このミニオンをプレイするタイミングは状況に応じるでしょう。

なによりも面白いのは、このカードが相手のキーカードを現在の手札から強制的に引きずり出してしまう可能性があることです。《レノ・ジャクソン / Reno Jackson》などがプライマリターゲットであり、そして最も重要なのは、そのミニオン達の雄叫び/Battlecryアビリティは発動されないことです。

ちなみにカードの評価とは関係ありませんが、このカードの名付け親は先日Blizzard社を退社したヴァイスプレジデントのChris Metzen氏だったそうです。




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《日雇い護衛 / Hired Gun》

使用クラス: 中立
カードタイプ: ミニオン
注釈: 

◆ カード分析

3マナ4/3という残念なスタッツのカードです。ヘルス3は2マナミニオンにすら相殺されてしまいます。アリーナでは《鉄毛のグリズリー / Ironfur Grizzly》よりも良い選択でしょうが、構築戦で検討されることはありえません。




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《奥部屋の用心棒 / Backroom Bouncer》

使用クラス: 中立
カードタイプ: ミニオン
注釈: 

◆ カード分析

《屍肉喰いのグール / Flesheating Ghoul》の4マナ版でスタッツは多少まとも見えます。しかしアビリティの効果が据え置きでスタッツとマナコストが向上するミニオンは劣化版とも言えます。いずれにせよ構築戦で使われる理由はありません。




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《ウォーゲンのツッパリ / Worgen Greaser》

使用クラス: 中立
カードタイプ: ミニオン
注釈: 

◆ カード分析

5/7/4の《老練船乗り / Salty Dog》がプレイされることは無かったように、4/6/3のこのミニオンも構築戦のデッキには採用されません。ヘルス3はあまりに貧弱であり、高いアタック値が活かされることはないでしょう。




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《ドッペルギャングスター / Dopplegangster》

使用クラス: 中立
カードタイプ: ミニオン
注釈: 

◆ カード分析

雄叫び/Battlecry発動で自身のコピーを2体生成するミニオンです。2/2ミニオン3体がボードに出現するだけではマナコストに見合った行動ではありません。Naxxの《反響ウーズ / Echoing Ooze》と同様にミニオンへのbuff効果を倍加する性質ですが、当然こちらのカードは手札にbuffを与えるカードとの組み合わせが重要となります。

手札のミニオンを強化するカードはこれまで既にいくつも発表されているものの、buff対象がランダムに選択されるカードは信頼性に欠けています。《 / Don Han'Cho》のbuffが与えられれば5マナで7/7が3体並ぶという凄まじいテンポゲインとなるのは確かです。しかしランダム対象のbuffを与えるには相応の工夫が必要となるでしょう。

まずはやはりRNGに依存しないPaladinクラスの新カード達とともに、このミニオンへbuffを重ねていく構築スタイルのギャングスタパラディン(?)が試されると考えられます。そうなると最初にぶつかる問題は、5マナミニオンをマリガンでキープするのは序盤の展開を苦しくさせることです。この点は新環境の他のデッキに左右されるでしょうし、新たな構築の性質自体がまだ判然としないため未知数です。ともあれ将来的なメタゲームとして、《ドッペルギャングスター / Dopplegangster》をマリガンでキープするPaladinへのカウンターに《ドブネズミ / Dirty Rat》がプレイされるようなシーンを想像すると、なんだかワクワクしてきませんか。

もちろんこのミニオンと親和性が高いのはハンドbuffシナジーに特化したギャングスタパラディンだけではありません。Shamanの《進化 / Evolve》と併用すれば6マナ相当のミニオンがボードに3体出現し、《ブラン・ブロンズビアード / Brann Bronzebeard》を併用すれば5体の6マナミニオンが一気にボードを制圧します。こうしたプレイへのカウンターとして強力なAoEを持つデッキや、《精神支配技士 / Mind Control Tech》のようなテックカードの重要性も高まります。このミニオンとハンドbuffシナジーに偏重した構築が成功するかは全く予想できませんが、メタゲームを大きく変える可能性に期待がつのります。




▲Index

《ゴヤ夫人 / Madam Goya》

使用クラス: 中立
カードタイプ: ミニオン
注釈: 

◆ カード分析

このアビリティは一見したところ素晴らしい可能性を秘めているようにも見えます。ボード上のミニオンをカードへ戻して再度その効果を再び発動する、たとえば《レノ・ジャクソン / Reno Jackson》や新カード《カザカス / Kazakus》の雄叫び/Battlecryを再利用できれば非常に強力です。ただし、この使用目的では既に昔からクラシックカードセットには手札にミニオンカードを戻す《若き酒造大師 / Youthful Brewmaster》《老練の酒造大師 / Ancient Brewmaster》が存在します。すでに召喚したミニオンを再利用して価値を得る行動を想像し、そのイメージを実現するのに《若き酒造大師 / Youthful Brewmaster》では何か不足があるでしょうか?

新カードの明らかに異なる点はボード上の選択したミニオンを手札ではなくデッキへ戻すこと、そしてデッキの中のミニオンと入れ替えることです。例えば《デスウィング / Deathwing》をデメリット無しでボードに置く可能性もありますが、多分にRNGに依存します。《バーンズ / Barnes》と比較すると、《ゴヤ夫人 / Madam Goya》が入れ替えるミニオンはデッキの中に眠っている本体であり、そのままのスタッツで出現するというメリットがあります。デメリットは貴重な雄叫び/Battlecryアビリティを持つミニオンが無為に消費されてしまう懸念があることでしょう。

あるいは、ヒーローパワーで召喚されるTokenミニオンなどを対象に指定しデッキの中のミニオンと入れ替えることで、ミニオン召喚のコストを安上がりに済ませるテンポアドバンテージもあるかもしれません。ただし、《バーンズ / Barnes》と比べて《ゴヤ夫人 / Madam Goya》本体はマナコスト相当のスタッツを持っていません。

このように奇妙な性質を持つ《ゴヤ夫人 / Madam Goya》はどのようなデッキに適しているのか判然としません。競技的なデッキではプレイアブルではないと考える人も多いようです。わたし個人としては、ドラゴン/Dragonシナジーに特化したデッキで《ネザースパイトの歴史家 / Netherspite Historian》を対象に使用するのが、テンポとカードバリューのバランスが最も活かされる組み合わせではないかとイメージしています。




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