バーンズと魔力の巨人 (Deck Tech : Barnes & Arcane Giants)


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バーンズと魔力の巨人


19日金曜日未明にワン・ナイト・イン・カラザン第二週の区画が解禁されました。《バーンズ / Barnes》、そして《魔力の巨人 / Arcane Giant》という前評判の高い2種類のカードがアンロックされたこともあってか、一昨日よりプレイヤー達のデッキ構築は松岡修造のごとく熱を帯びています。まだまだ洗練というには程遠いかもしれませんが、今現在プレイヤー達はどのような構築アイデアを試しているのかチェックしておきましょう。

まずは《バーンズ / Barnes》《魔力の巨人 / Arcane Giant》という新カードの性質をおさらいします。



《バーンズ / Barnes》



  • クラス共通で使えるレジェンダリーミニオン
  • 《ブラン・ブロンズビアード / Brann Bronzebeard》によって雄叫び/Battlecryを2回発動可能(コピー対象はそれぞれランダム)
  • コピー召喚されるミニオンはデッキに存在する中からランダム
  • コピーミニオンは沈黙/Silenceによって本来のスタッツに戻すことが可能

《バーンズ / Barnes》の特性

3/4の本体とコピー召喚のミニオンを単純に合算すれば4マナ4/5のスタッツとなります。たとえコピー召喚が望ましい対象でなかったとしても、合算した数字上はバニラの《チルウィンドのイェティ / Chillwind Yeti》と並ぶことが出し得のミニオンと言われる由縁です。実際悪い目が出ても敗北に直結するほどの被害は無く、成功すればコスト比で驚異的なアドバンテージを獲得できることを考えれば、今回のカラザンカードセットで最も前評判が高いカードであったことも頷けるでしょう。

もちろんどんなデッキに放り込んでも仕事を期待できる性質ではありません。コピーミニオンは手札から召喚されるわけではないので、雄叫び/Battlecryを発動できずただの1/1ミニオンに終わる可能性があります。相性の良いアビリティはボード上に存在することで能力を発揮するもの、または断末魔/Deathrattleなどに限定されやすくなります。また、アビリティの発動条件が「ドラゴン/Dragonが手札に存在すること」であるDragon種族テーマデッキとも関連性を生むことができません。

このミニオンを使用するアイデアは数多くあれど、その考え方の基礎にあるのは《バーンズ / Barnes》にどれほどの価値を期待するかという問題です。《ソーリサン皇帝 / Emperor Thaurissan》などをコピー出来ればまさしくゲームチェンジャーとなる可能性を持ちます。しかし乱数に依存するためそうした驚異的な効果を期待する比重が大きければ、デッキに採用される他のミニオン達について改めて考えなおす必要があります。

または狂気じみた見返りは期待せず、十分な価値を得られれば良いと考えるデッキにおいても居場所は存在します。たとえばMidrange Hunterというデッキにおいては、たとえ1/1でも獣/Beastの種族特性をもったミニオンを場に残す可能性があれば、本体の数字と合わせて4マナとしては十分すぎるほど価値があると考えられます。



《魔力の巨人 / Arcane Giant》




《魔力の巨人 / Arcane Giant》の特性

基本的な挙動はTGTで追加された《霜の巨人 / Frost Giant》と同じですが、こちらは比較にならないほど有用なミニオンです。《霜の巨人 / Frost Giant》のコスト減衰条件はヒーローパワーの使用であり、多くのデッキにとってヒーローパワーをスパム的に使用することは望ましいものではありません。マナをヒーローパワーに費やしたことによるテンポロスが《霜の巨人 / Frost Giant》のコスト減衰では回収できないためです。

何よりも、このミニオンの性質は現在のメタゲームにぴたりとフィットしています。コントロールデッキが少なくテンポが重視される環境であり、カウンター手段の《大物ハンター / Big Game Hunter》もnerfによってほとんど見かけません。そして何より、旧神の一柱《希望の終焉 ヨグ=サロン / Yogg-Saron, Hope's End》の導きによってスペルを多用するデッキが数多く存在し、《魔力の巨人 / Arcane Giant》とガッチリ歯車が噛み合います。

また、コストが最大で0マナまで減少するという異常な性質を利用したコンボパーツとしての使用法も考えられるでしょう。このミニオンを《バーンズ / Barnes》よりも高く評価し、新たな構築の開発に夢中なプレイヤーも数多く存在します。




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《バーンズ / Barnes》を採用したデッキリスト


◆ 価値あるミニオンの召喚



《バーンズ / Barnes》から断末魔/Deathrattleアビリティのミニオンを召喚することでシンプルに価値を獲得するタイプ。1/1スタッツとはいえ《サバンナ・ハイメイン / Savannah Highmane》《ティリオン・フォードリング / Tirion Fordring》などは4マナコストでは通常考えられないテンポアドバンテージを生み出します。

こうした最高の結果ではなくとも、断末魔/Deathrattleを数多く採用しているデッキならば十分なバリューを期待できます。《やさしいおばあちゃん / Kindly Grandmother》など盤面に獣/Beast種族を残しやすくなるHunterのデッキとは格別に相性が良いでしょう。

また断末魔/Deathrattleミニオン以外にも1/1召喚で価値を得る対象は考えられます。聖なる盾/Divine Shield突撃/Chargeアビリティを持つミニオン、またはTempo Mageにおいて《魔法使いの弟子 / Sorcerer's Apprentice》《フレイムウェイカー / Flamewaker》がコピーされれば1/1であっても盤面の展開を助ける手がかりになります。

◆ サンプルデッキリスト
Orange's Midrange Hunter feat. Barnes and Cloaked Huntress [Twitter]
VLPS's Hybrid Hunter [Twitter]
Kolento's Hybrid Hunter [Twitch]
Thijs's Secret + Deathrattle Hunter [Twitter]
GameKing's N'Zoth Paladin [Twitter]
cross7224's Reno Rogue [Twitter]
StrifeCro’s Kara Kazham!, Barnes Renolock [Twitch]
Jambre's Divine Paladin [Twitter]
Kolento’s Barnes/Firelands Portal Tempo Mage [TOP DECKS]



◆ コンボ材料の召喚



価値あるミニオンの召喚とも重複しますが、こちらは《バーンズ / Barnes》の召喚が驚異的な価値を発生させる可能性を持ち、コピー召喚がデッキに採用されるミニオンの選別やゲーム中のプレイにまで影響を及ぼすタイプです。たとえば前項のサンプルデッキリストでは4ターン目に他にプレイすべきミニオンが居なければ《バーンズ / Barnes》を単純に出すことはできますが、召喚対象に《マリゴス / Malygos》を期待するならば使用すべきタイミングを図らなければなりません。

現在コンボ材料として召喚対象に組み合わされている例はコスト低下の《ソーリサン皇帝 / Emperor Thaurissan》・ドローエンジンの《ガジェッツァンの競売人 / Gadgetzan Auctioneer》・驚異的な呪文ダメージを追加する《マリゴス / Malygos》などのミニオンです。

なお《ブラン・ブロンズビアード / Brann Bronzebeard》から《バーンズ / Barnes》のコンボでコピー召喚される対象はその都度ランダムです。同じミニオンを2体狙って召喚するには、デッキの中に目的のミニオンだけしか存在しない状況が必要です。

◆ サンプルデッキリスト
RDU's Ramp Druid feat. Barnes and Arcane Giant [Twitter]
Hoej's Y'Shaarj Ramp Druid [Twitch]
Thomas's MalygosBarnesRogue ._.// [Hearthpwn]
Trump’s Barnes Malygos Rogue [TOP DECKS]
[GUIDE] MalyBarensShaman by Sunsgess [Hearthpwn]



◆ マナコストの活用



コピー召喚されるミニオンは1/1と脆弱なスタッツですが、その本来の価値を取り戻したりそれ以上の価値を獲得するギミックも試されています。ここで熱い注目を浴びているのが、破壊されたミニオンを盤面に復帰させるPriestのデッキです(《祓い清め / Purify》ではありません)。《復活 / Resurrect》や新カードの《オニキスのビショップ / Onyx Bishop》で破壊された1/1のコピーミニオンを復活させれば、本来のスタッツで呼び戻すことができるからです。

そしてまだあまり例はないようですが、Shamanの《進化 / Evolve》によってコピーミニオンを変化させることも同様の価値を生み出します。結果はランダムなのが欠点ですが、《バーンズ / Barnes》本体と合わせて着実にハイコストなミニオンを盤面に出現させます。ShamanとPriestのどちらも、召喚するのに本来必要なマナコストの消費抜きで強大なミニオンを盤面に置くことが最大の強みとなるでしょう。

◆ サンプルデッキリスト
Amaz's Barnes Resurrect Control Priest [TOP DECKS]
Zetalot's Control Priest feat. Barnes and Onyx Bishop [Twitter]
Zalae's Control Priest feat. Onyx Bishop [Twitter]




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《魔力の巨人 / Arcane Giant》を採用したデッキリスト


Druid

《魔力の巨人 / Arcane Giant》の性質に最も合致するのはスペルヘビーな構築スタイルです。旧神環境から活躍している《希望の終焉 ヨグ=サロン / Yogg-Saron, Hope's End》入りのToken Druidは当然のごとくこの新しいミニオンを採用しました。入れ替え候補に挙がるのはゲーム中に1枚あれば十分な《古代地の番人 / Mire Keeper》、または中盤の《爪のドルイド / Druid of the Claw》などです。

なおRduの構築では《バーンズ / Barnes》や強力なコンボと共に採用されており、既存のデッキリストに差し込むだけではない研究の余地がまだまだ残されていそうです。

◆ サンプルデッキリスト
Zalae's Token Druid [Twitter]
Xixo's Token Druid [Twitter]
RDU's Ramp Druid feat. Barnes and Arcane Giant [Twitter]




Mage

スペルヘビーなデッキといえば真っ先に浮かぶのがTempo Mageになりそうですが、《魔力の巨人 / Arcane Giant》を活用した構築はあまりプレイされていません。実際のところTempo Mageであってもデッキに採用されるスペルの枚数は15枚前後に留まり、マナブーストの手段も無いためDruidほど活用する機会が少ないようです。ゲーム終盤はミニオンに頼らずともバーストスペルで相手にトドメを刺すこのデッキに必要とされるものではないのかもしれません。

◆ サンプルデッキリスト
Hotform's Tempo Mage [Twitch]




Rogue

《魔力の巨人 / Arcane Giant》の解禁で想像以上のスポットライトを浴びたヒロインがRogueです。ここでもDruidと同様に既存の構築に新たなオプションとして加えたデッキと、全く新しいウィンコンディションを創りだすデッキが二通り試されています。

どちらも《ガジェッツァンの競売人 / Gadgetzan Auctioneer》とスペルの使用によるカードサイクルが《魔力の巨人 / Arcane Giant》の召喚コストを引き下げていくという新たな利益の獲得につながり、《隠蔽 / Conceal》《集合の合図 / Gang Up》などRogueのスペルと素晴らしい相性を見せています。

◆ サンプルデッキリスト
JustSaiyan's Miracle Rogue [Twitter]
Kolento's Miracle Rogue [Twitch]
Noxious's Miracle Rogue [Twitter]
Dog's Gang up Giants [Twitch]
Hotform's Gang up Giants [Twitch]




Warrior

Warriorのデッキでは昨シーズンに旋風を巻き起こしたWorgen OTKの構築をもとに、《魔力の巨人 / Arcane Giant》が新たなコンボパーツとして組み込まれました。現在人気を得ている構築スタイルは《流血の戦士団 / Blood Warriors》によって《魔力の巨人 / Arcane Giant》の増殖や手札補充が可能なReynadのデッキと、《ぐったりガブ呑み亭の常連 / Grim Patron》による勝ち筋も含めたSenfglasのデッキです。

増殖コピーされたミニオンにもコスト減衰は引き継がれる特性を利用したReynadのデッキはその目新しさとプレイヤーの知名度によって、ラダーでも今後見かける機会が増えていくかもしれません。

◆ サンプルデッキリスト
Reynad Blood Warrior [TempoStorm]
Senfglas's Patron + Arcane Giant OTK [Twitter]



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バーンズと魔力の巨人 (Deck Tech : Barnes & Arcane Giants)
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