日本時間で8月1日16時前後がリミット
➥ [昨シーズンのCard Back] Season end reminder : June 2014
待望の新たなコレクションカード30枚追加を含む拡張パッチ「Curse of Naxxramas」が今月23日に実装され、ようやくうだるような熱気に身も心も絞られる季節の到来を実感しています。
やっぱゲーマーなら夏はクーラーがんがんに効かせた部屋でアイス食べながらゲームに興じていたいもんです。
アクティブな方々はビアガーデンにくり出すのが真夏の楽しみのひとつでしょう。海外ではすでにBarCraftならぬBarStroneのイベントが盛況となっていますが、夜空の下でビール酌み交わしながらHearthstoneというのも心弾むイベントになるかもしれませんね。
Play mode参加報酬 Card Back
獲得条件:シーズン終了時点までにRank20 [ Shieldbearer ]に到達
今月のPlay modeラダー、Season Julyも間もなく終わりを迎えます。ラダー参加報酬の獲得期限は日本時間8月1日16時00分、獲得条件はランク20に到達するだけです。ランク20までは対戦に負けてもStarを失わないので、今月からHearthstoneを始めたという人も月末までの目標として挑戦してみてはいかがでしょうか。
ちなみに前回シーズンのBonus Starsによってランク20以上から始まっている人も、最低1ゲームはラダーをプレイしないとCard backは獲得できないことに要注意。
➥ [Battle.net] Hearthstone Ranked Play Season 4 Ending Times
なお明日予定されているNaxxramasの第二Wing開放時間もアナウンスされています。Americas(NA)サーバーは日本時間7月30日の15時59分にリリース予定。
➥ [Battle.net] Curse of Naxxramas - The Plague Quarter Opening Times
Card Back 「Naxxramas card back」
今月のラダー参加報酬カードバックはNaxxramasがテーマ。
人間と似て非なるなにがしかの頭骨、そして甲虫類の革質化した外皮を思わせる意匠が施されています。World of Warcraftに登場したレイドダンジョン「Naxxramas」にはLich Kingに敗北しその軍門に下った種族Nerubianの歴史が隠されているのです。
➥ [WoW Battle.net] Road to Damnation
Kel'Thuzadがリッチへと転生する以前のこと。まだ人間だった彼はLich Kingの呼び声に答え酷寒の大陸Northrendへ辿り着きました。
氷河を渡り定かならぬ目的地を目指し放浪するKel'Thuzadを出迎えたのが、人間と蜘蛛が不気味な融合を果たしたような節足動物型ヒューマノイドNerubianの衛士。初めて見る異質な存在に戸惑いつつも、その身体から漂う死から戻ってきた者特有の匂いを死霊術の研究に執心していたKel'Thuzadは敏感に嗅ぎ取ります。そして彼がこれまで踏み越えてきた道のりにおいて、蜘蛛のような生物達の王国が徹底的に破壊され尽くしていたことを目の当たりにしてきました。
この地で起きたこと、Kel'Thuzadに語りかける声の主がNerubian王国を征服し、種族を隷属させたことはほどなく確信に至ります。誰あろう、Nerubian王国のかつての王Anub'arak本人の口からその事実が語られたのだから。
甲虫と蜘蛛が融合したようなその巨体は死してなお過去の威容を留め、しかしその魂は何者かに服従を強いられていることが明白のものでした。なぜ滅びた国の王がこの世によみがえり、彼に死を与えた存在に従順であるのか?不死と引き換えに取引をしたのかとのKel'Thuzadの問いに、Anub'arakが口にした言葉。
「‘Agreed’ implies choice.」 『‘同意する’ことよりほか選択の余地は無い』
もはやここに至れば、声の主Lich Kingへ魂を捧げ忠誠を誓うこと以外に道など残されていないことを、のちのちKel'Thuzadも自ら思い知ることとなるのです。
Crypt lordへと転生した偉大なるAnub'arakはまるで執事のごとく、自らに比べはるかに矮小な人間のKel'Thuzadを連れ立ち地下のネクロポリス内部を案内してゆきます。蜘蛛が卵を産み出しAnub'arakと類似した生物達の蠢く第一区画。Kel'Thuzadの求めてやまぬネクロマンシーの秘術の成果、動物や人間を繋ぎあわせた死生物が徘徊する第二区画。
Anub'arakの後を歩きながらある疑念に囚われるKel'Thuzad。ここはまるで戦争の準備を行う要塞内部そのものとしか見えない様子でした。
この要塞がそのまま空へと飛び立つこと、そして自らがこの地下墓地、Naxxramasの主人に収まることになるとは到底想像には及びませんでした。
力と知識への乾きにも似た欲求、その衝動の果てにKel'Thuzadは人であることを辞め、Lick Kingに魂を捧げ不死のネクロマンサーとして転生を果たしたのです。