本日redditに投稿されたユニークなWarlockコンボデッキをチェックしてみましょう
ここ最近Handlockが再び勢いを取り戻しつつありますが、定番であるGiant兄弟(Mountain Giant , Molten Giant)がダメージソースの比重を占める古いスタイルから多くの変化が見うけられます。
最もインパクトが強く対応の幅が広いことも良い材料となってか、ChakkiがNESL Kothで勝利を収めたBurst Handlockが主流となりつつあるようです。
鳴り物入りでHearthstoneに参入した元M;TGプロプレイヤー、Gabe Wallsによるクラシックスタイルと見比べてみましょう。
➥ [HearthstonePlayers] GUIDE: HANDLOCK (GABE)
➥ [Gosugamers] Chakki new NESL King
➥ [HearthstonePlayers] GUIDE: BURST HANDLOCK (DKMR)
ROOT Gaming契約プレイヤーAmazの配信をチェックしている方なら、リアクション芸人の彼をこんな顔にするHandlockとしてよくよくご存知のことでしょう。
Funny and Lucky Moments - Hearthstone - Ep. 43
強烈なカードコンボに目を付けたプレイヤー達は、Handlockの形に囚われず様々な試行を繰り返しています。
さてそんな中で、本日redditに投稿された配信プレイヤーEversictionによるユニークなWarlockデッキ、カードサイクルとHero Powerを活用してコンボの完成を目指すMiralockをチェックしていきます。
Combo Warlockの試み自体は珍しくありませんが、ラダーランク5からレジェンドへ至るだけの安定感あるプレイが可能なデッキというのは興味深いものです。
➥ [reddit] I just hit Legend with MiraLock, a deck like none other!
デッキリスト
- 2 x Soulfire
- 1 x Corruption
- 2 x Mortal Coil
- 2 x Power Overwhelming
- 2 x Voidwalker
- 1 x Demonfire
- 1 x Bloodmage Thalnos
- 2 x Loot Hoarder
- 1 x Drain Life
- 2 x Shadow Bolt
- 1 x Arcane Golem
- 2 x Earthen Ring Farseer
- 2 x Hellfire
- 1 x Shadowflame
- 1 x Leeroy Jenkins
- 2 x Sen'jin Shieldmasta
- 2 x Azure Drake
- 1 x Faceless Manipulator
- 1 x Gadgetzan Auctioneer
- 1 x Siphon Soul
Playing
Burst Combo
10 damage20
Leeroy Jenkins + Power Overwhelming + Faceless Manipulator
10 damage24
Arcane Golem + Power Overwhelmingx2 + Faceless Manipulator
このデッキのプレイスタイルは今や幻となったOne turn killコンボデッキ、Giant OTK Control Warriorに近しい性質のものです。
脱線する過去記事➥ [Warrior] Giant OTK Control
強烈なコンボダメージを叩き出す主なパーツは4つ。
Leeroy Jenkins or Arcane Golemのミニオンどちらか1体をPower Overwhelmingで1ターンの命と引き換えに強化、これをFaceless Manipulatorでコピーすることでダメージを倍加させるという狙いです。
このコンボだけでは当然相手のヘルスを削り切ることはできません。
コンボパーツを揃える過程で幾らかダメージを与えておかなければならないという課題はありますが、カードそれぞれのシナジーにより相当に幅広い対応力も備えています。
Minions
カードドローアビリティを持つ優秀な小型ミニオンLoot Hoarder
Aggroへの耐性や後のLife Tapによるカードドローを補強するEarthen Ring Farseer
自身のヘルスを保護しつつ盤面の確保にも優れたSen'jin Shieldmasta
カードドローとSpell damageおオマケ付き、Azure Drake
相手のヘルスを削る機会を常に窺うこと、そしてバトルフィールド上で圧倒されないことがコンボパーツを揃えていく上での重要なポイント。
Control Spell
これを補佐する優秀なコントロールスペルがWarlockには揃っています。
忘れちゃいけないのが左ふたつのSoulfireとDrain LifeはHeroを対象にも使用できること。とくにSoulfireは最後のひと押しとなる局面もあるでしょう。
Synergy
このデッキに含まれるカードの多くはその組み合わせにより幅広くシチュエーションに対応可能。Voidwalker、Demonfireはそれぞれ単体でも有用ですが、カードコンボによりより大きな脅威への回答ともなります。
また、揃えていくべきコンボパーツを状況対処へ用いる柔軟性も持ち併せています。
ただしArcane Golem・Leeroy Jenkins・Faceless Manipulatorはそれぞれ1枚しか無いことに重点。
Power Overwhelmingは1枚だけなら急場を凌ぐために用いることは可能です。
Shadowflameコンボ
圧倒的に不利な盤面をクリアする奥の手。Power OverwhelmingとのコンボによりRamp Druidの繰り出すタフなミニオン達を一掃することも可能です。
Card cycle
Gadgetzan Auctioneerは1枚しか入っていません。つまり、Miracle Rogueのようにカードサイクルのためのキーカードとして用いるわけではないことに要注意。
このデッキにおいてはゲーム後半に残ったコントロールスペルをサイクルしてキーカードへと辿り着く役割を果たします。
そして汎用性ピカ1のBloodmage Thalnos
カードドローも重要ですが、コントロールスペルにあと一歩を加えるSpell damage +はより有用です。Bloodmage Thalnosを持っていない場合の代替カードはKobold Geomancerとなります。
Mulligan
まずコンボパーツはすべて手放すこと。
タイミングが訪れるまで使ってはならないカードが初期手札に含まれていることは、長い期間に渡り手札を腐らせ機会損失へと繋がります。
序盤中盤でつねに相手のミニオンと拮抗しつつカードを掘り進め、終盤にコンボパーツが手元に揃っている展開が理想。
Voidwalker、Earthen Ring FarseerとSen'jin ShieldmastaはAggroデッキから一方的に押し切られるのを防止するために重要な存在です。
相手のHeroから展開が予測できるならHellfire、ShadowflameのAoEも優先すべき。
Corruptionは即効性に欠けるコントロールスペルですが、Divine Sheildを張ったミニオン相手にはこれほどバリューなカードもありません。
Loot HoarderはAggroへの牽制としては頼りなく、序盤から圧倒される展開を招きかねないことを忘れずに。
redditのポストコメントではデッキ投稿者Eversictionが多くの質問に回答しています。
また、Twitchの配信アーカイブにも過去のプレイ動画が残されているのでプレイのコツを学ぶにはこちらをチェック。
➥ [reddit] I just hit Legend with MiraLock, a deck like none other!
➥ [Twitch] Gold'an inside ヽ༼ຈل͜ຈ༽ノMiraLock to Legend or Riot ヽ༼ຈل͜ຈ༽ノ