パッと見シンプル。ヤバイぐらいおもしろい。
剣は収め、カードデッキを抜いて備えよう。
Hearthstone(ハースストーン)のルールはカンタン。
誰でも楽しめる軽快で奥が深いストラテジーカードゲームだ。
ドーモ、はじめまして、GoNinjaです。ハースストーン・ドージョーへようこそ。
このページはBlizzard Entertainment社がサービス開始を予定しているFree to Playデジタルカードゲーム(F2P , 無料プレイの意)、「Hearthstone」を専門に取り扱うサイトです。
今のうちからすこしづつ情報を収集整理し、今後日本人プレイヤーが参照できるようなデータベース構築の先鞭となれば、と考えております。
⇨ 導入記事第一弾 Hearthstoneの基礎ルール
⇨ 導入記事第二弾 閃け!アビリティバトル【能力 x 脳力】
⇨ 導入記事第三弾 バフ・デバフ・アンド・メメント
⇨ 導入記事第四弾 デッキビルドのススメ
⇨ 導入記事第五弾 冷静と情熱のArena
Index
▼ Chapter 1. IntroductionHearthstone(ハースストーン)ってどんなゲーム?
▼ Chapter 2. 用語
この記事で登場するカタカナのゲーム用語をさらっとご紹介
▼ Chapter 3. Basic Rules
単純明快 基礎ルール。
▼ Chapter 4. カードの3分類
ミニオンカード・スペルカード・ウェポンカード
▼ Chapter 5. マナコスト(Mana cost)制限
マナコストがゲームの鍵
▼ Chapter 6. 先攻後攻とターン
対戦はこうして始まる。
▼ Chapter 7. チュートリアル動画
実際のゲームの流れを観てみよう
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Chapter 1. Introduction
▶ Hearthstone : Heroes of Warcraft Cinematic trailer
このゲームはカードバトルではありますが、カード同士を戦わせその勝敗を競うゲームではありません。
プレイヤーの分身となるヒーローキャラクターのヘルスを0にすることが対戦の勝利条件であり、カードそのものはその手段です。
あの人気アニメの遊戯王では、対戦相手がフィールドへ出した手札のモンスターを倒さなければ、対戦相手本体にダメージを与えることは出来ませんでしたよね。
しかしこのゲームでは。。。
「常に」対戦相手へ「直接」ダメージを与えることができます。
対戦相手が軍隊を揃えていても、無視してヒーローキャラクター目がけて直接攻撃できる、というルールがすべての行動選択の前提となります。
つまり、相手がフィールドに展開した軍隊を全滅させていなくとも、対戦相手を直接攻撃してヒーローのヘルスを0まで減らし、勝利することが可能です。
いかに強力なモンスターをバトルフィールドに召喚していようが、プレイヤー本体のヘルスを削りきられたら勝ち負けが決するわけですね。
Hearthstoneにおけるプレイヤー同士の駆け引きの骨子となる要素なので、まずこれをおぼえておきましょう。
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Chapter 2. 用語
TCG :
トレーディングカードゲームの略。
もともとは鑑賞・収集が目的だったトレーディングカードを用いて2人以上で対戦を行うゲーム形式を指す
ヘルス :
ゲーム内表記「Health」。他のゲームの体力、ライフ、ヒットポイントにあたる
ヒーロー :
Blizzard Entertainmentの人気ゲーム、Warcraftの世界の住人。プレイヤーの分身となって戦う。
クローズドβ :
正式サービス開始前にゲームのバグフィックス、バランス調整のため少数のプレイヤーを招いて行われる。オープンβと異なり運営に選ばれなければ参加できない
ミニオン :
他TCGではクリーチャー・モンスターと呼称される、プレイヤーの手下となって戦うキャラクター達。Warcraft世界観に則りHearthstoneでは「Minion」と呼ばれる
タウント :
MMOでタンク役がモンスターの注意を引き付けるアレと同様。
カードデッキ:
カードゲームにおいて場に置かれる山札を指す。自分で好きなカードを選びカードデッキを作って対戦できる
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Chapter 3. Basic Rules
このゲームの基礎ルールは10分もあれば把握できるほど単純です。
そして基礎ルールを理解すれば、実践経験や他人のプレイ動画を視聴することで派生的にゲームプレイのセオリーや細かい規則がしぜんと蓄積されていきます。
むずかしく構えず、まずは基礎ルールを身につけて、とりあえずゲームを始めてみたり(クローズドβ中ですが)他の人のプレイ動画を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
【お断り】クローズドβ現在の仕様。正式サービス開始までに大幅な変更もありえます
勝敗条件
✔ どちらかのプレイヤーのヘルスが0に達する
✔ どちらかのプレイヤーが投了を宣言する(Concede)
✔ ゲームからドロップすると敗北扱い(強制終了・回線落ち等)
※ 引き分け・・・・滅多に無いが、プレイヤー両者が同時にヘルスが0になるという特殊な条件が揃えば引き分けも有り得る。ただし、試合結果は勝利か敗北しかないため、この場合はどちらのプレイヤーも敗北扱いとなる。
ヒーロー
✔ ゲーム開始前にプレイヤーの分身となるヒーローを選択する
✔ どのヒーローもゲーム開始時のヘルスは30で固定
✔ ヒーロー自身はアタック値の設定がないため、基本的に攻撃できない。
✔ ヒーローにはそれぞれクラス(職業)の概念がある。
カードデッキのビルドを縛るカテゴリと考えてよいがここでは割愛
✔ ヒーロー達はターン毎に1度使える固有のアビリティを所有
✔ ヒーローパワー
マナクリスタル2を消費するヒーロー固有のアビリティ。使用制限もなく毎ターン発動可能
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Chapter 4. カードの3分類
クローズドβテスト中の現在、登場するカードは500枚以上。
カードバトルゲームの常として、今後のアップデートでさらに増えていく
Minions (ミニオンカード)
✔ アタック値(左下)ヘルス値(右下)が設定されたフィールドに召喚する戦闘員
✔ ダメージを受ける度にヘルスが減少、0になると消滅する
✔ 特定の条件下以外では、ミニオンは敵ヒーローと敵ミニオンどちらへも攻撃可能
✔ 一体のミニオンの攻撃は1ターンに1回のみ
✔ フィールドに召喚されたターンは攻撃できない
✔ バトルフィールドに置いたミニオンを手札に戻すことはできない
✔ 自軍のミニオンは7体までしか同時にバトルフィールドに出すことはできない
✔ 味方のミニオン同士で攻撃することはできない
✔ アビリティが設定されたミニオンはさまざまな特殊効果を発動する。中には上記の基礎ルールに縛られない能力もある。
example : タウント・・・ミニオンに設定されたアビリティのひとつで、盾役・壁を担う。このカードが場に出ている間、タウントミニオン以外の対象を攻撃することはできない
※ タウントミニオンは盾のマークをかたどり表示される
Spells (スペルカード)
特殊な効果を発動する魔法を使うカード。
敵へのダメージや状態異常、味方ミニオンの支援効果等
Equipment (装備品カード)
✔ ヒーローを強化する特殊カード。このカードの効果により、ヒーロー自身が攻撃を行うことが可能になる。
✔ ヒーローが敵ミニオンへ攻撃すると反撃ダメージを受ける。敵ミニオンや敵ヒーローからの攻撃に対しては反撃しない。
✔ 装備の種類毎に耐久値の回数制限有り。制限分の回数使用後に消滅
✔ ウェポンカードはすべてクラス固有のカードに設定されている。他クラスのウェポンは装備出来ず、ウェポンカードの存在しないクラスはそもそもウェポンを扱えない。
カードデッキ関連
✔ カードデッキの構成枚数は30枚で固定。
それより多く、もしくは少ない数でデッキを組むことはできない
✔ カードドロー: 1ターン毎に自動で1枚のカードがデッキから手札へドローされる
✔ ドローした手札のストックは10枚まで
✔ 11枚目となるカードはドローした瞬間に破壊される
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Chapter 5. マナコスト(Mana cost)制限
※ マナクリスタル=1ターン内における行動可能ポイント
✔ ゲームに登場する全てのカードには、0から10までの”マナ クリスタル”(Mana Crystal)という単位のコストが設定されている
✔ ゲーム開始時点でマナクリスタルは0から始まり、自分のターンが回ってくる毎にマナクリスタルの上限が1づつ上昇していく
1ターン目のマナ(1/1) ⇨ 5ターン目のマナ(5/5) ⇨ 10ターン目のマナ(10/10)
マナクリスタル消費行動
✔ ヒーロー固有の能力(ヒーローパワー)を使用すると消費
✔ 手札からカードを使用すると消費
✔ マナクリスタルの上限値、および残数以上のコストがかかるカードは使用できない
✔ 消費したマナクリスタルは次のターンの開始時に上限値が1増え全回復する
✔ マナクリスタルはターン毎の使いきりで、残数を次ターンに持ち越せない
✔ マナクリスタルの最大値・上限値は10まで
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Chapter 6. 先攻後攻とターン
✔ ゲームはコイントスにより先攻後攻を決める
✔ 先攻のプレイヤーはゲーム開始時に3枚、後攻のプレイヤーは4枚の手札が自動で配られ、気に入らなければ一度だけ交換ができる
✔ 後攻不利の是正のため、後攻となったプレイヤーには自動で「The Coin」というスペルカードが1枚配られる
✔ 1ターンの手持ち時間は90秒。90秒経過で自動でターンが移る
以上がこのゲームの基礎ルールとなります。たったこれだけ。
カード固有のアビリティ、効果発動の規則、カード同士のシナジーやコンビネーションなどの複雑な要素までいきなり学ぶ必要はありません。
ここまでを理解していれば今すぐにでも遊べますし、Youtubeなどにアップされたプレイ動画で自分ならどうするか?と考えながら視聴を楽しめます。
まったく未経験でもすぐに始められる、敷居が低くて実際奥ゆかしいとは対戦ゲームの理想なありかたと言えるでしょう。
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Chapter 7. チュートリアル動画
最後に、サンプルとして恰好なチュートリアルプレイ動画をご紹介。
世界最高峰のSC2プロフェッショナルリーグでキャスターを務めているKhaldor=サンのプレイ動画です。
スタークラフトファンにとってはお馴染み、ドイツ出身のスキンヘッドなイケメンさんですね。
自分ならどの手札を切るか、ミニオンの攻撃対象はどれを選ぶか、このカードImbaじゃん?!などなど考えながらゲームの流れを追いかけてみましょう。
ここでそのカードは違うんじゃな~い?とか思い始めるころには、Hearthstoneの魅力の一端に触れているはずです。
Khaldor=サンのほかの動画もおすすめです
[Youtube Playlist] Khaldor's Channel Hearthstone Tutorials, Battles and Videos
といったところで、ゲームの導入については以上です。
繰り返しとなりますが、いきなり知識を詰めこもうとせずに、まずはハースストーンに触れてみることをオススメします。
ハナからこのゲームの奥深さを掘り下げようとしても頭がこんがらがってしまうんですね。自分で触れて、考えて、選択し、覚えていく。すこしづつ自分で手探りで学んでいくのが快感になるゲームだと思います。
1 on 1のゲームですから、勝っても負けても良いも悪いもすべて自分だけのものです。
だれ気兼ねなく遊べるゲームなので、試行錯誤して楽しみましょう。
もし考えても考えても煮詰まってしまったら、次のガイドに進んでみてください。
次回の導入記事はカードに設定されたアビリティの解説です。
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➥ Hearthstone: Heroes of Warcraft Official Game Site - Battle.net
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